平良竜哉選手が支配下復帰!楽天イーグルスのオフシーズン情報(2025/11/13〜11/15)

今季は残念ながら4年連続4位という不本意なシーズンとなってしまいましたが、楽天イーグルスの来季に向けての活動はすでに始まっております。本日は充実のオフシーズン情報をお送りします。

2025/11/13

拡大ベースで走塁&守備の感覚をチェック
楽天は本拠地で行っている秋季練習で、来季の導入が検討されている「拡大ベース」を実際に使用した走塁練習と守備確認を行いました。23年の盗塁王・小深田選手は「大きさの分、今までよりもリードで出られる感じがした」と語り「そのメリットはあると思います」と手応え。一方、遊撃を守る宗山選手は「高さがなくなって、少し低いなと感じた。守備でも走塁でも感覚に違いがあるので、やりながら慣れたい」とコメント。守備側としては、低いベースによる捕球動作の微妙な変化を慎重に見極める必要があるようです。来季正式導入となれば、楽天の機動力と内野守備がどのように変化していくのか、引き続き注目されます。https://news.yahoo.co.jp/articles/518d8932a86b75737c3f9547400f2fa48958202e

渡辺正人氏が内野守備走塁コーチに就任
楽天は11月13日、渡辺正人氏(46)が内野守備走塁コーチに就任すると発表。渡辺氏は上宮高校から1997年ドラフト1位でロッテに入団し、2012年までに492試合に出場。引退後は指導者としての経験を積み、2015年から17年にはBCリーグ石川でヘッドコーチ、監督を歴任。2024年からは韓国プロ野球・SSGランダースのコーチとして活動していました。豊富な現役経験に加え、日本と韓国で培った指導力を持つ渡辺氏の加入により、楽天内野陣のレベルアップと走塁強化が期待されます。https://news.yahoo.co.jp/articles/0cb0e09ca611db6dc9a0a6042ffcf3dee2958d0c

新任コーチ・渡辺正人氏が秋季練習を視察
内野守備走塁コーチに就任した渡辺正人氏(46)が13日、秋季練習中の楽天モバイルパーク宮城に姿を見せました。スーツ姿でグラウンドに足を運び、選手たちの動きを静かに見つめながら「一人一人が課題に向き合って取り組んでいるのを感じました。とてもいい雰囲気で練習していると感じました」と語りました。渡辺氏にとって三木肇監督は、大阪・上宮高校時代の2学年上の先輩。当時を振り返り「1年生の時に三木さんは3年生で、直接話した記憶もないくらいでした。ただキャプテンをされていて、自分が3年生になった時には“ああいう選手になりたい”と憧れていました」と明かしました。就任の連絡をした際には「特別なことは・・・。了解っていう感じでした」と語りました。楽天は今季、12球団最多となる110盗塁を記録し、走塁面で大きな成長を見せています。来季は、守備と走塁の専門家である渡辺氏の加入によって、その強みをさらに磨き上げるシーズンとなりそうです。憧れの先輩の下で、新コーチとしてどんな化学反応を起こしていくのか、注目が高まります。https://news.yahoo.co.jp/articles/a2fa96824aaf64cb8d33ab7054c51a3ae9b0bdfe

韓国へ。王彦程投手がKBOハンファと契約
韓国プロ野球(KBO)のハンファイーグルスは13日、今季まで東北楽天ゴールデンイーグルスでプレーした台湾出身の王彦程投手(24)と契約したと発表。王投手は来季から導入される「アジアクオーター」制度の対象選手として加入する形です。王投手は台湾の高校を卒業後、2019年夏に育成選手として楽天に入団。2020年からファームで初登板し。支配下昇格こそ叶わなかったものの、今季は2軍で22試合に登板し、チーム最多となる10勝をマークする活躍を見せました。ハンファ移籍にあたっては、球団やマネジメント会社と慎重に話し合いを重ねたといい、本人はビデオメッセージで「最終的に挑戦する道を決めました」と心境を語っています。また、楽天での6年間について「ファンの皆さんには心から感謝しています。自分自身にもお疲れさまと言いたい。楽天での経験は今後の大きな糧になります」とコメントしました。契約内容は年俸10万ドル(約1500万円)。KBOで台湾人選手がプレーするのは、2018年にNCダイノスで投げた王維中投手以来となり、史上2人目となります。楽天での6年間を経て、新天地での大きな挑戦に踏み出した王彦程投手。韓国でも再び花開くことが期待されます。https://news.yahoo.co.jp/articles/7c44591b93d1f77630db91d96258e432c0df1ba4

津留崎大成投手、600万円増の年俸1500万円で更改
津留崎大成投手が11月13日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉。600万円増の年俸1500万円でサインしました(いずれも推定)。正念場の9月でイニング跨ぎの連投をこなしながら存在感を示した点が高く評価された形で「すごくありがたいです」と素直な感謝を口にしました。来季への抱負を書いた色紙には、力強く「集大成」の文字。「まずは津留崎大成の大成ですよね」と笑顔を見せつつ「今年の後半のような投球を1年間続けられるかが勝負。来年は野球人生の集大成を見せるぐらいの勢いで頑張りたい」と決意を語りました。今季は17試合に登板し、1ホールド、防御率3.62。復調の手応えをつかんだ右腕が、来季どこまで飛躍できるか注目が集まります。https://news.yahoo.co.jp/articles/62e117a75478a4d293e8835d85e921ea74e89b51

荘司康誠投手が年俸4000万円で更改
荘司康誠投手(25)が11月13日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉。1300万円増の年俸4000万円(推定)でサインしました。右肘手術の影響で今季は開幕こそ逃しましたが、復帰後は安定感を発揮し、13試合で4勝4敗、防御率3.07と存在感を示しました。大幅アップの提示に「結構うれしいです。今日はいいご飯を食べようかな」と笑顔を見せつつ、その言葉とは裏腹に、来季に向けた覚悟は強く固まっています。今季の楽天は規定投球回に到達した投手がゼロという異例のシーズンに。荘司投手は「任せられる投手がいることはチームに大きな安心感を与える。自分がその存在になりたい」と語り、投手陣の柱としての役割を強く意識しています。後半戦では力任せではなく冷静にやるべきことを積み上げる投球で手応えをつかみました。「少し力を抜いても抑えられるんだという感覚があった」と成長を実感した様子。来季はプロ初の開幕投手を視野に入れ、150イニング到達を最低ラインに設定。「三振もイニング以上を目指す」と目標を掲げ、エースとしての飛躍を誓いました。楽天投手陣の未来を担う存在として、荘司康誠投手の来季は大きな注目を集めることになりそうです。https://news.yahoo.co.jp/articles/608b16b90779c3d674954cc34092d5487390f932

4選手と育成契約を締結
楽天は11月13日、徳山一翔投手、松田啄磨投手、前田銀治外野手と新たに育成契約を結び、水上桂捕手とは育成再契約を結んだと発表。環太平洋大から2024年ドラフト2位で入団した徳山投手は7月末に左肘内側側副じん帯再建術(トミー・ジョン手術)を受け、長期離脱中。球団を通じて「今シーズンは二軍で初勝利はできたのですがそれ以降、怪我などで結果を残せなかったので悔しい気持ちです。来年はまず、リハビリを頑張って再来年以降、活躍できるようにしていきます。また、これまで支えてくれた方々にも恩を返せるように頑張っていきたいです」とコメントしました。https://news.yahoo.co.jp/articles/1cd19fa62b611ab035c756c68153a14b0489e314

平良竜哉選手が支配下復帰「野球を辞めようと思った時期もあった」
支配下復帰を果たした平良竜哉内野手(27)が11月13日、楽天モバイルパークでの秋季練習に参加し率直な喜びと決意を語りました。「オフシーズンにしっかり結果を残して支配下を勝ち取ることが目標だったので、それがかなって本当に良かったです」と晴れやかな表情で振り返りました。平良選手は22年ドラフト5位でNTT西日本から入団。昨季はプロ初出場と初安打を記録しながらも、昨オフに育成契約へ移行。さらに昨年11月には頸椎椎間板ヘルニアの手術を受け、肉体的にも精神的にも苦しい時期が続きました。「育成落ちのショックよりかは正直、首のけがのことで体も思うように動かないというのがあった。去年、僕も手術終わった後とかもきつくて、野球を辞めようかなというのも1つあった」と語り「野球がもう1年やれるチャンスがあるのであれば、体が思うように動かなくてもやりきった方がいんじゃないか」と周囲からの励ましを受けました。その結果、今季ファームで打率.354と活躍し、支配下復帰を勝ち取りました。来季へ向けては「支配下になった今がスタートライン。キャンプが1軍でも2軍でも、今年積み上げてきたものを継続して、技術もさらに進化させたい」と気を引き締めています。どん底を経験した選手が再び這い上がった。平良選手の第二章に期待が高まります。https://news.yahoo.co.jp/articles/7fd4558e66f3bbdb5dee2c3183acf6d1692219e0

渡辺翔太投手が契約更改
渡辺翔太投手(25)が11月13日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、推定3600万円(400万円減)でサイン。今季は右肘と右足首のクリーニング手術を受け、登板数は26試合、投球回25回2/3とプロ3年目で最少のシーズンとなりました。会見では「肘は25年間で一番いい感覚です」と明るい表情で現状を説明。リハビリと並行して筋力トレーニングにも力を入れ「体重も約7キロ増えて94キロになった」と前向きな変化を語りました。故障での離脱期間をプラスに転じ、来季への準備を着々と進めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1df6e82d9f4a3d69ed71e5673204c1bee45ee2e

2025/11/14

158キロ右腕!ロアンシー・コントレラスと契約。
楽天は11月14日、ロアンシー・コントレラス投手との契約締結を正式発表。メジャー通算95登板、最速98.4マイル(約158.3キロ)を誇るドミニカ共和国出身の本格派右腕が、来季の投手陣に加わります。1999年生まれのコントレラスは身長185センチ、体重92キロ。2021年にパイレーツでメジャーデビューし、翌22年には18先発を含む21登板で5勝5敗、防御率3.79。エンゼルス、オリオールズ、ロッキーズでもプレーし、メジャー通算10勝16敗3セーブ、防御率4.77。持ち球はフォーシーム、スライダー、カーブ、チェンジアップ、シンカー、スイーパーと多彩。パワーと変化球のキレを兼ね備えた実力派で、先発、中継ぎどちらでも戦力となることが期待されます。球団を通じてコントレラスは「このような素晴らしい機会を与えてくださった楽天イーグルスの関係者の皆さまに感謝します。そして、ファンの皆さまと一緒に『カンペオン(=チャンピオン)』になれるよう、全てを尽くして頑張ります。チームに合流するのが待ちきれません」と意気込みを語りました。https://news.yahoo.co.jp/articles/18f728294fbf1a91554d67f0e8b66f86a416ac86

ロッテが山崎剛を育成契約で獲得
千葉ロッテマリーンズは11月14日、楽天を戦力外となっていた山崎剛内野手(29)と育成契約を結んだことを発表。山崎選手は日章学園、国学院大を経て2017年ドラフト3位で楽天に入団。俊足と堅実な守備を武器に、内外野を守れる万能タイプとしてチームを支えてきました。2023年は117試合に出場し、持ち前のユーティリティ性を発揮。その後は故障の影響もあり出場機会が減少し、今季は1軍出場がありませんでした。新天地・ロッテでの再スタートにあたり、山崎選手は球団を通じて「声をかけていただき、本当に感謝しています。マリーンズの勝利のために全身全霊でプレーし、期待に応えられるよう頑張ります。よろしくお願いします」と力強くコメントしました。https://news.yahoo.co.jp/articles/13cc629526c2e06d0ee07101d9bc3e60f823881a

石井一久GMが語る今オフの補強方針
石井一久GM(52)が11月14日、楽天モバイルパークで取材に応じました。「FAという短期的なところより、チーム内でしっかり競争できる環境づくりを重視したい」と話し、即戦力の大型補強よりも選手層の底上げを軸にした姿勢を示しました。「そこにプラスアルファで支えになってくれるような人が出てくると、いいかなと思いますけど、その選手がいたらご縁が持てたらと思います」と必要に応じてポイント補強も行うとしています。今オフは則本昂大が海外FA権、辰己涼介が国内FA権を行使。「引き続きしっかり話していく必要がある」と語りつつ、「心と心がやっぱり通じ合うのは本人とだと思うんで、どこかのタイミングで、そういうのがあればしたいなとは思いますけど、彼らの権利なんで」と語りました。自身も現役時代に複数球団でプレーした石井GMは、選手の気持ちに寄り添う姿勢を強調。「僕も一筋でやってきたわけじゃないんで、そういう気持ちもわかるから、いい選択をしてほしい。プロ野球選手が終わる時になんもしたくないなっていうぐらい満足なものが、契約とかあれば、僕はそれはいち野球選手として身を置いたんでうれしいですけど」とFAを行使する選手の権利と決断を尊重する姿勢を見せました。この日は補強第1弾として前ロッキーズのロアンシー・コントレラス投手(26)との契約合意を発表。今後について石井GMは「これでパズルが完成するわけではない。まだ必要なピースを探していく」と述べ、引き続き投手陣を中心に補強を進める方針です。https://news.yahoo.co.jp/articles/e8d2c38b5564e0f7eb47d58a203c3886619011ae

楽天が秋季練習を打ち上げ
楽天は11月14日、仙台市内で行われていた秋季練習を打ち上げました。最終クールは野手と投手に分かれてそれぞれ調整。手締め役を務めた黒川は「今シーズンは悔しい結果に終わってしまいましたが、この悔しさを忘れずに、来シーズンは必ず優勝しましょう」と力強く宣言。ドラフト1位ルーキーの宗山も「シーズンの課題というか、基礎を中心に練習できたいい期間だった。体作りのところは大事だと思ったので、トレーニングの力もそうですし、野球の体力も必要だなと思った」と意欲的に話しました。https://news.yahoo.co.jp/articles/3c9d5232b8c2d974ed95cb9457b983368bc09014

田中和基選手が選手会長を勇退
田中和基外野手(31)が11月14日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉。現状維持の年俸3000万円(推定)でサイン。昨季から務めてきた選手会長を今季限りで勇退することを明かし「後輩に託そうと思っています」と語りました。田中和基選手は後任の具体名は伏せつつ「これから(契約)更改がある人で、心当たりありそうな人いたら会長ですか?って聞いてみてください」と笑顔。「想像つくようなピッチャーです」と意味深に言葉を添えました。今季は自己最少となる19試合出場。「開幕使っていただいて、開幕戦2打席、そこが僕のすべてだと思うので、あそこで結果を出せなかったというのが、シーズン終わって1軍、2軍でやっても、あの打席だって自分でも思うので、そういう感じです。あの打席だと思います」と率直に振り返りました。だからこそ、このオフは打撃強化に全力を注ぐ構えです。「打たないと出られない世界なので、打つことだけ考えてオフを過ごしたい」と決意。10月には両肘関節のクリーニング手術。「もう全然万全。振るのも投げるのも走るのも100%です」と状態は良好。来季は節目の10年目を迎えるシーズンとなり「チームにもファンの皆さんにも育てていただいた恩返しができるように頑張ります」と力強く前を向きました。https://news.yahoo.co.jp/articles/656e4a1beead19d1cf234be0089fa4f7856b6465

柴田大地投手、戦力外からまさかの支配下復帰!
楽天は11月14日、柴田大地投手と支配下選手契約を結んだと発表しました。年俸は900万円(推定)。昨オフの現役ドラフトでヤクルトから楽天に加入し、今季は6試合に登板して1勝、防御率2.08と好成績を残しましたが10月29日に戦力外通告。しかし、2週間ほどでの異例の再契約となります。柴田は球団を通じて「またチャンスをいただけたことにまず感謝したいです。ファンの方々に勇気を与えられるような強気なピッチングをします」と力強くコメント。「オフにしっかり体を作り直し、キャンプ初日から自分のパフォーマンスを出せるよう準備します。チームの戦力になれるように頑張りますので、また熱いご声援をよろしくお願いします」と誓いました。「戦力外からの戦力内」という、異例すぎる展開となりましたが、心の底から来季の大活躍に期待いたします!https://news.yahoo.co.jp/articles/ea31b14b8f3bcbf466967bd74cc43edc6296e29f

ドラ1・藤原聡大投手が契約合意
ドラフト1位指名を受けた花園大の藤原聡大投手(21)が11月14日、京都市内で入団交渉を行い、契約金1億円、年俸1600万円で契約合意(いずれも推定)。最速156キロを誇る本格派右腕は「ゼロが多かったです」と初めての大金に驚きを見せつつ「母校には寄付をして残りは貯金しておきたいと思います」と笑顔で語りました。藤原投手は寄付について「満足できる環境を整えてくださっているが、大学でやるために外で練習していた部分もあった。それを大学内でできるように整えられたら後輩たちのためになる」と説明。自らが歩んだ環境をより良くし、後輩たちに還元したいという思いを明かしました。花園大初のプロ野球選手。「花園といえばラグビーと言われることが多いですが、花園といえば京都の野球の強い大学と言っていただけるように、後輩たちと一緒に有名になっていけたら」と語りました。https://news.yahoo.co.jp/articles/1e54ada1a22d9ae8ff76a31c5f3984d14889b13b

2025/11/15

宗山塁選手、理想像はソフトバンク近藤健介 “長打を打てるショート”へ進化を誓う

宗山塁内野手(22)が、来季のキーワードに「長打力」を掲げました。明大からドラフト1位で入団した1年目の今季は122試合に出場。堅実な守備と勝負強い打撃で存在感を示しましたが、さらなる飛躍のために「もっと強いスイング」を追求しています。秋季練習最終日の11月14日、快晴の楽天モバイルパークで黙々とバットを振り続けた宗山。「バッティングはさらに力強さというか、もっと長打がほしい。ホームラン狙いではないですけど、今までより強いスイングを心がけていました」と語り、今オフは“動ける強い体作り”に集中する考えを明かしました。理想像として挙げたのが、球界屈指の安打製造機・ソフトバンク近藤健介外野手(32)。「今の左バッターで言うと、やっぱり近藤さん。長打の打ち損じが単打っていうイメージ」と話し、強いスイングで長打も単打も量産できる万能型打者を目指しています。1年目の打率は2割6分、長打率3割4分。「ヒットを狙うスイングというより、長打も出るスイングを。その結果ヒットが出たり、相手が警戒してフォアボールが増える形が一番いい」と、打者としての理想像を語りました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/59e0d22a1550eae918d9ca1d235b54e4b6a0848e

ドラフト4位の大栄利哉捕手が契約合意
ドラフト4位の学法石川・大栄利哉捕手(18)が11月15日、福島県内で入団交渉。契約金3500万円、年俸550万円で合意しました(いずれも金額は推定)。「本当に身が引き締まる。まだまだ入団まで時間があるので、もう1回気合を入れ直して練習に取り組みたい」と決意。担当の近藤スカウトは「愛される選手になってほしい」と期待。大栄選手は「野球だけじゃなく、人間性もしっかりしていかないと応援されないと思う。この3年間での学びをしっかりとプロ野球の生活でもし生かしていきたい」と熱く語りました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/98aa5510a8fb8ce1f77004771ab2bd4536016b78

この3日間だけでも、来季に向けた楽天イーグルスの動きは実に多角的で濃密なものとなりました。内野守備走塁コーチに就任した渡辺正人氏の加入は、今季12球団最多盗塁を記録した機動力野球に、さらに磨きをかけるための「走塁のプロ」の視点が加わったことを意味します。憧れの先輩である三木監督の下、内野守備の安定と走塁への意識改革が進むことで、チームの総合力が大きく向上する可能性を秘めています。一方で、戦力補強の第1弾として、メジャー通算95登板の実績を持つ158キロ右腕、ロアンシー・コントレラス投手を獲得。先発・中継ぎ問わず起用できる実力派の加入は、今季規定投球回到達者がゼロだった投手陣の厚みを一気に増す「パズルの重要なピース」となるでしょう。石井GMが語る「チーム内での競争」を促す補強方針は、若手の成長を加速させ、選手層の底上げに繋がるはずです。既存戦力では、正念場のシーズンで復調の兆しを見せた津留崎投手の「集大成」という力強い決意、右肘手術から復帰し、投手陣の柱となることを誓った荘司投手の「150イニング」への強い意志が、来季への大きな期待を抱かせます。特に荘司投手が掴んだ「力を抜いても抑えられる」という感覚は、エースへの階段を昇る上で決定的な進化の兆しと言えるでしょう。平良選手のどん底からの支配下復帰は、周囲の支えと本人の強い意志がもたらした感動的なストーリーであり、チーム全体に諦めない姿勢と勇気を与えるに違いありません。そして、一度は戦力外となった柴田投手の異例の再契約も、その実力を球団が再評価した証であり、「戦力外からの戦力内」という熱い展開は、来季の活躍を心の底から応援したくなります。若手にも大きな期待が寄せられます。ドラフト1位の宗山選手は、早くも「長打も出るスイング」を追求し、理想の打者像にソフトバンクの近藤選手を掲げるなど、次世代の主軸としての高い意識を見せています。また、新ドラフト組では、最速156キロの藤原投手、強肩強打の大栄捕手が、プロとしての決意と責任を胸に入団合意。彼らが楽天の未来を担う存在となることに、ファンも夢を膨らませています。秋季練習は打ち上げとなりましたが、チームの来季に向けた準備はまさに今、加速しています。このオフシーズンに積み重ねられる一つ一つの決断が、来季のチームの形を、そして2026年シーズンの順位を大きく左右するでしょう。4年連続4位という悔しさをバネに、渡辺新コーチと新外国人、覚醒を誓う若手・中堅が一体となり「東北楽天ゴールデンイーグルス」が優勝という金色の輝きを獲得することができるのか、来春のキャンプインまで、このオフの動向から目が離せません!

GO! EAGLES!!