

練習試合で阪神に勝利!春の楽天イーグルス(2026/2/14〜2/16)
イーグルスファンの皆さん、こんにちは!春季キャンプでの2試合の練習試合。本当に熱い戦いが繰り広げられましたね。今回は各選手の活躍を詳しく振り返りながら、2026年シーズンへの期待を膨らませていきたいと思います。
2026/2/14
満員の宜野座村野球場。本日の練習試合の相手は昨年セ・リーグ首位の大人気、阪神タイガースです。2月11日の日本ハムとの今季初の練習試合では勝負強さと新戦力の活躍が光り、引き分けに持ちこみましたが今日は勝ってほしいところ。相手先発は昨季に最優秀防御率を獲得した才木浩人投手。強敵です。我らが楽天イーグルスの先発は昨季4勝の荘司康誠投手。ここで良いピッチングをすれば、開幕投手の座も近づきます。本日のスタメンはこちら。
1番: 中島 (左)
2番: 小深田 (二)
3番: 入江 (遊)
4番: 黒川 (一)
5番: 吉野 (右)
6番: 村林 (三)
7番: 武藤 (中)
8番: 堀内 (指)
9番: 太田 (捕)
先発: 荘司 (投)
なんとなく前回の練習試合よりも打てそうな打順です。入江大樹選手が3番に抜擢されました。吉野選手も期待の5番。若い彼らが頑張ればAクラスも見えてきます。村林選手がスタメンに入りました。今日も新人の途中出場はあるのでしょうか。楽しみな一戦です。
楽 000 006 001 計7 H9 E0
神 000 040 000 計4 H9 E1
0対4から6回に一挙6点の大反撃。楽天イーグルスが去年のセ・リーグ王者に対して見事な勝利を収めました。初回は小深田選手の四球から期待に応える入江選手のヒットで 一二塁としますが黒川選手は三振、吉野選手はサードゴロで無得点。才木投手は1回でマウンドを降ります。荘司投手は初回を三者凡退に抑えて上々の立ち上がり。2回は代わった伊原投手に対して村林選手がさすがのヒットで無死1塁のチャンスとなりましたが武藤選手がセンターフライ、堀内選手が空振り三振、同時に村林選手の盗塁失敗でダブルプレーに終わります。2回も荘司投手は見事な三者凡退に抑えます。2回14球2奪三振。最速155キロ。今年は4勝以上も期待できるのでは?2番手の藤井聖投手も2回20球2被安打1与死球ながらも無失点に抑えました。残念だったのは4年目左腕の林優樹投手が2/3回を投げて36球2被安打1奪三振2与四球の4失点。昨年は1軍デビューして、今年は1軍キャンプに入り、貴重な左腕として期待されているものの、心配な状況です。ほぼ完璧な阪神投手陣の中で2年目の早川太貴投手だけが今一つ調子が上がらなかったのか6失点。吉野選手は2打数無安打。11日の練習試合でも3打数無安打ですので、そろそろ1本ほしいところです。武藤敦貴選手は今日も4打数2打点と活躍してくれました。入江大樹選手は5打数2安打と結果を残しました。今日のヒーローは代打で逆転3ランホームランを打った小郷裕哉選手だと思います。昨年の打率は.173と極端なでしたが、今年こそ打ちまくってもらえるのではないでしょうか?9回には人的補償で加入した田中千晴投手が8球で三者凡退に抑えてセーブを記録。期待に応える素晴らしい投球を披露してくれました。

2026/2/15
本日は沖縄・金武で日本ハムとの練習試合です。相手先発は5年目右腕の達孝太投手。194cmの21才。昨年は16試合に登板し、8勝2敗で防御率2.09。かなりの逸材です。我らが楽天イーグルスの先発は7年目の技巧派右腕、瀧中瞭太投手。プロ通算防御率は3.76。ここでピシャリと抑えこめばローテーション入りも見えてまいります。本日のスタメンはこちら。
1番: 平良 (二)
2番: 宗山 (遊)
3番: 入江 (一)
4番: 小郷 (右)
5番: 繁永 (三)
6番: 小深田 (指)
7番: 小森 (左)
8番: 堀内 (捕)
9番: 武藤 (中)
先発: 瀧中 (投)
実に練習試合ならではの珍しい打順です。昨日の期待に応えた入江選手、小郷選手が3番、4番に。繁永選手が5番でスタメンです。好調な武藤選手が9番に入りました。今年の外野手争いはとても厳しいものがありますので、小森選手にはぜひ結果を出してもらいたいです。
日 101 000 214 計9 H11 E0
楽 000 430 020 計9 H15 E0
土壇場で4点を返され引き分け。さすが昨年パ・リーグ2位。チャンスを確実に物にする日本ハムの実力をまざまざと見せつけられた試合でした。敵ながらあっぱれです。瀧中投手は初回に五十幡選手にヒットを打たれて盗塁を許し、4番の郡司選手にヒットを打たれて1点を許します。その後は後続を断ち、2回41球2被安打2奪三振1失点。瀧中投手の次回の登板に期待いたします。打線は初回に1死一二塁のチャンスを迎えますが小郷選手は内野ゴロ、繁永選手は外野フライで無得点。達孝太投手は今年も好調のようです。3回から3年目19才の右腕、大内誠弥投手が登板。いきなり進藤選手に二塁打を浴びてしまい、吉田選手のファーストゴロで進塁され、五十幡選手のファーストゴロの間に1点を献上。しかし新人のエドポロ選手には3球三振で格の違いを見せました。3回35球1被安打1奪三振1失点。次回に期待できる内容だったと思います。4回裏、小郷選手が四球で塁に出ると新人の繁永選手がレフト前ヒット、小深田選手の二塁打で同点。さらに小森選手が送りバントを決め、堀内選手がレフト前ヒットで逆転に成功。小森選手はこういう小技を極めれば一軍定着の確率も高くなるはず。期待してます。調整不足だったのか2年目右腕の浅利太門投手は1/3回27球4被安打2与四球4失点と大乱調でした。今年も一軍は厳しいかもしれません。1死満塁で宗山塁選手。代わった畔柳投手に対して見事なセンター前ヒットを放ち1点追加。後続は凡退しましたが、4対2とリードを広げました。5回裏、堀内捕手が1死一二塁から二塁打を放ち追加点。さらに二死満塁から宗山塁選手の2点タイムリーヒットで7対2と点差を広げます。日本ハムの5年目右腕の畔柳亨丞投手は1回1/3を投げて39球4被安打2奪三振1与四球1与死球3失点と結果を残せませんでした。6回から先発に転向した西口直人投手が登板。2回38球3被安打1奪三振1与四球2失点と、厳しい内容でした。2025年11月16日の侍ジャパン対韓国戦でも1回2被安打2与四死球1失点と厳しい内容。今年の2月10日のライブBPでの登板時の最速は144キロ。去年の最速が156キロだったことを考えると怪我の再発でないことを祈ります。8回からマウンドに上がったのは3年目右腕、190センチの長身を誇る日當直喜投手。去年は一軍で初勝利を挙げて期待のシーズンです。しかし、野村佑希選手のタイムリーで1点を失います。8回には小郷選手の三塁打、伊藤裕季也選手の二塁打で2点を取りましたが、9回にまさかの展開。日當直喜投手が4点を取られて同点に。日當直喜投手は1回2/3を投げて43球5被安打3与四球5失点。一軍定着に大きく赤信号が点灯したかもしれません。それにしても打線は15安打とよく打ちました。宗山塁選手は4打数3安打3打点、小深田大翔選手は5打数2安打2打点、堀内謙伍捕手は3打数2安打2打点と活躍しました。今のところ、開幕投手は荘司投手がリードしているように見えますが、まだまだオープン戦すら始まっていない時期なので、これからの調整次第でいかようにも変わってくると思います。

ニュースピックアップ(2026/2/14〜2/16)
小郷裕哉選手、復活の狼煙を上げる逆転3ラン
2月14日、沖縄・宜野座球場で行われた阪神との練習試合。4点を追う厳しい展開の6回、2死一・三塁という絶好のチャンスで代打に送られたのが小郷裕哉外野手でした。阪神・早川投手の初球スライダーを完璧に捉えた打球は、そのまま右翼席へ吸いこまれる逆転3ラン! この一発でチームは一挙6得点のビッグイニングを演出し、最終的に7対4で逆転勝利。今季実戦初白星を飾りました。試合後、小郷選手は「初球から甘い球をしっかりバットに乗せることができた。もう1回レギュラーをとりたい。今年はやりますっていうのを首脳陣に伝えていきたい」と力強くレギュラー奪回を誓いました。2024年シーズン、小郷選手は12球団で唯一の全試合フルイニング出場を果たし、正右翼手としての地位を確立したかに見えました。しかし昨季は深刻な打撃不振に陥り、出場90試合で打率.173という厳しい数字に。29歳という年齢を考えると、今シーズンは本当に正念場です。外野手陣との激しいレギュラー争いの中で、この逆転3ランは単なる「春のホームラン」以上の意味を持っていると思います。初球から積極的に振っていく姿勢、そして「もう1回レギュラーを取る」という明確な目標設定。この冬、相当な覚悟を持って調整してきたことが伝わってきます。代打での起用でしたが、それを腐らずチャンスに変える精神力の強さに、ベテランの意地を感じました。開幕まであと約1ヶ月半。小郷選手がどこまで打撃内容を向上させ、首脳陣にアピールできるか。一ファンとして、復活劇を見守りたいと思います。
荘司康誠投手が2回無安打無失点の快投
2月14日の阪神戦、先発マウンドに立ったのは開幕投手候補の荘司康誠投手。今季初実戦となったこの日、2回を無安打無四球、2奪三振という完璧な内容で好発進を果たしました。1回2死からディベイニー選手、2回先頭の大山選手を、ともに空振り三振に仕留める快投。球場表示の最速は155キロをマーク。わずか14球で2イニングを締めくくる効率の良さも光りました。特に2回、日本球界に復帰した前田健太投手直伝のツーシームで中飛に仕留めたシーンでは「その組み合わせがよかった」と手応えを語っています。印象的だったのは、荘司投手が阪神ファンの熱気に「同じプロ野球だとは思えない」と仰天したコメント。「満員になる開幕の前に慣れることができた。すごくありがたい」と、春のキャンプで阪神という大人気の強豪チームと対戦できたことへの感謝を述べていました。三木肇監督も「初めての試合としてはナイスピッチングだった」と評価。荘司投手自身は「これから出る課題を修正して、開幕前までの準備をしっかり進めていきたい」と口元を引き締めました。前田健太投手がMLBから楽天に復帰したことの影響が、すでにチームに表れていますね。荘司投手が前田投手直伝のツーシームを習得し、それを実戦で試している姿は本当に頼もしい限りです。4年目の荘司投手にとって、今シーズンは飛躍の年になるでしょう。昨年までは「将来性豊かな若手投手」という立ち位置でしたが、今や開幕投手候補として名前が挙がるまでに成長しました。155キロの速球に加え、カットボール、そして新たなツーシーム。球種のバリエーションが増えたことで、打者との駆け引きの幅も広がります。「出力マックスではなくバランスを意識した」というコメントからも、投手としての成熟度が感じられます。阪神ファンの熱気に触れ、開幕戦の雰囲気を体感できたのも大きな経験値でしょう。本番で同じ状況になったとき、この経験が活きてくるはずです。開幕投手として荘司投手がマウンドに立つ姿、今から楽しみで仕方ありません!
藤井聖投手、先発ローテ入りへ2回無失点の好投
阪神との練習試合。2番手で登板した藤井聖投手も今季初実戦で素晴らしいピッチングを見せました。2回20球、2安打無失点という内容です。3回、先頭の前川選手に死球を与えるも、続く伏見選手を三ゴロ併殺で仕留め、中川選手を左飛に封じました。4回は無失点に切り抜けています。この日の藤井投手は、変化球をスライダーとチェンジアップの2球種に絞ったそうです。「全球種使って抑えるというよりかは、自分が改善していきたいとか、練習してきた、取り組んできた球種が特にその2球種だったので。それをゲームレベルで、バッター相手にどう投げるかを試したかった」と狙いを明かしました。藤井投手は先発の荘司投手のピッチングから刺激を受けたと語っています。「ブルペンで見てて、どんどん投げていってたので、僕も負けじと。速さとかでは勝てないんですけど、強気で向かっていくところを彼もやってたので、そこを僕もやりました」藤井聖投手は29歳。プロ野球選手としてはベテランの域に入りつつある年齢です。変化球を2球種に絞ったというのは、非常に戦略的なアプローチだと思います。春のキャンプは新しい球種や改善点を試す絶好の機会。全球種を使って抑えることよりも自分の武器を磨き上げることを優先した判断は正しいでしょう。ベテランとしての経験値と、若手に負けない闘争心。この両方を兼ね備えた投手は、チームにとって本当に貴重な存在です。ピンチでも動じず、しっかり抑えこむ安定感。これこそが先発投手に求められる資質です。藤井投手が先発ローテに定着すれば、チームの投手陣は格段に厚みを増すでしょう。今シーズンこそ、藤井投手の飛躍の年になることを期待しています。
田中千晴投手、実戦初登板で完璧投球
巨人にFA移籍した則本昂大投手の人的補償として楽天に加入した田中千晴投手。この日、実戦初登板の機会を得ました。9回に7番手で登板した右腕は、わずか8球で試合を締めました。公式戦なら「セーブ」がつく完璧な投球です。驚くべきは、決め球のフォークを1球も使わないまま、3つのアウトを重ねたこと。真っすぐ主体で押し切った内容に、田中千晴投手は「真っすぐ主体で押せたのは自信になる。まだ最初だし、シーズンに入ってからが勝負。まだまだ頑張りたい」と明るい表情で気合を入れ直していました。人的補償での移籍は、選手にとって複雑な心境だと思います。自分が選ばれたことへの誇りと同時に、元のチームとの別れ、新天地でのプレッシャー。さまざまな感情が渦巻く中でのスタートです。しかし田中千晴投手のピッチングには、そんな重圧を微塵も感じさせませんでした。8球で3アウト。フォークという決め球を温存しながら、真っすぐだけで押し切る。これは自信の表れであり、新天地への適応力の高さを示しています。25歳という年齢は、投手として最も伸び盛りの時期。新しい環境で、新しいコーチ陣の指導を受けて、さらなる成長を遂げる可能性は十分にあります。「シーズンに入ってからが勝負」という言葉に、プロフェッショナルとしての自覚を感じます。春のキャンプで良い結果を出すことも大事ですが、本当の勝負は開幕後。田中千晴投手、楽天の新しいクローザー候補として、大いに期待しています!
三木肇監督の結果にこだわる姿勢
阪神に7-4で逆転勝ちし、今季対外試合2戦目で初勝利をつかんだ楽天イーグルス。この日のテーマは「結果」でした。4点ビハインドの展開から6回に一挙6得点の猛攻。小郷選手の今季チーム1号が飛び出し、見事に試合をひっくり返しました。三木肇監督は試合後「まだまだ質を求めなきゃダメなプレーはたくさんあるなと思います」と冷静に分析。一方で、6回の攻撃については「途中から出る、ゲームの難しさは重々分かってるつもりですけども、しっかりね、準備して非常に良かったかなと思います」と、平良選手、宗山選手、佐藤選手、小郷選手ら途中出場組の活躍をたたえました。投手陣については、開幕投手候補の荘司投手について「ゲームでね、やっぱり投げることで彼自身が感じることあると思いますんで。こちら見てる側としては、初戦にしてはナイスピッチングでした」と評価しています。春のキャンプで「結果」にこだわるという三木監督の方針は、非常に興味深いものがあります。一般的に、春のキャンプは調整期間であり、結果よりもプロセスや課題の確認が重視されることが多いです。しかし三木監督は、あえて「結果」をテーマに掲げました。これは、選手たちに勝負へのこだわりを持たせ、シーズンに向けて緊張感のある練習を積ませるための戦略でしょう。代打や途中出場の選手たちが、しっかりと準備して結果を出したことを評価しているのも印象的です。同時に「まだまだ質を求めなきゃダメ」という冷静な分析も忘れない。課題を見つけ、改善していく姿勢。このバランス感覚こそが、優れた監督の条件だと思います。4点差を逆転しての勝利は、チームに大きな自信を与えたはずです。諦めない姿勢、途中出場でも結果を出す層の厚さ。これらが開幕後のシーズンでも発揮されれば、楽天イーグルスは面白いチームになりそうです。
阪上翔也選手が左内腹斜筋損傷で離脱、伊藤裕季也選手が1軍合流
2月14日、楽天は1軍キャンプスタートだったドラフト7位の阪上翔也外野手が、左内腹斜筋損傷で離脱したと発表。阪上選手は11日の練習試合・日本ハム戦(名護)で「プロ初安打」を放っていただけに、非常に残念なニュースです。今後は患部の状態を見ながら復帰を目指すとのこと。一方、この日の練習試合・阪神戦から伊藤裕季也内野手が1軍に合流しました。三木肇監督は「裕季也のところはファームからいい報告があった。ファームはまだ実戦ないんで、そういうことも含めて、ちょっと確認しながらということで合流させました」と説明しています。プロ初安打を放った直後の怪我。阪上本人の悔しさは計り知れないでしょう。ドラフト7位とはいえ、1軍キャンプスタートという評価を受けていただけに、このタイミングでの離脱は本当に痛いです。内腹斜筋の損傷はバッティングやスローイングに直結する部位。無理をせず、しっかりと治してから復帰してほしいと思います。シーズンは長いですから、焦らずに。一方、伊藤裕季也選手の1軍合流は心強いニュース。チームに安定感をもたらしてくれるでしょう。ファームで良い報告があったということは、調整が順調に進んでいる証拠です。若手の怪我は残念ですが、それをカバーできる選手層の厚さがあるのも楽天の強み。阪上選手の一日も早い復帰を祈りつつ、伊藤裕季也選手の活躍にも期待したいと思います!
辰己涼介選手、股関節の違和感も順調に調整中
股関節の違和感で別メニュー調整が続いていた辰己涼介外野手が、2月14日、沖縄・金武での残留練習で元気な姿を見せました。阪神との練習試合には同行せず、金武でボイト選手、マッカスカー選手らと残留練習に参加。フリー打撃では、右翼防球ネットを直撃する推定120メートルの1発を放つなど、柵越えを何本もマークしました。辰己選手は「順調ですね。いい感じでメニューを組んでもらってるんで、チームに。皆さんのおかげです」と明るい表情。「全体(練習)に入れてないのはネガティブに聞こえるけど、すごく僕的には順調に、投げるのも打つのも走るのも調子良く入ってきてる。シーズンで戦力になれないとか、けがで出られないとかしたくない。ここはちょっと早めの判断でちょっと別でやらしてもらってます」と強調しました。辰己選手が見せた判断力は本当に素晴らしいです。長期的な視野を持って、早めに別メニューを選択。これは中心選手ならではの賢明さです。若手なら、少しの違和感でも無理をしてアピールしようとするかもしれません。しかし辰己選手は、春のキャンプで無理をして本番で使えなくなるリスクを冷静に判断し、確実な調整を選びました。推定120メートルの一発、何本もの柵越え。フリー打撃での打球内容を聞く限り、コンディションは上々のようです。「投げるのも打つのも走るのも調子良く入ってきてる」という言葉からも、総合的な仕上がりの良さが伝わってきます。外野のレギュラー争いは激しいですが、辰己選手のような経験豊富な選手がしっかりと調整できていることは、チームにとって大きな財産です。開幕に向けて、万全の状態で合流してくれることを期待しています。
滝中瞭太投手、先発で2回2安打1失点
2月15日、日本ハムとの練習試合に先発した滝中瞭太投手は、2回を投げて2安打1失点という内容でした。初回2死二塁から郡司選手に中前打を打たれて失点しましたが、2回は三者凡退に抑えて降板。「力むつもりもなく、いいバランスで投げられた」と振り返りました。この日はスライダーやフォークなどの変化球を織り交ぜての投球。「試している変化球もあるので、その辺は少し多めに投げました。動きとしてはいい球もあったけど、もう少し精度に関しては、まだまだ上げていかないといけない」と課題も口にしています。7年目の右腕は昨季15試合に登板して4勝9敗、防御率3.44。「僕に一番求められているのはコントロールなので、そこ(球速)とのバランスになる。今日に関しては少しボール球が多かったので、その辺を含めてもっと詰めていきたい」と、開幕に向け精度を向上させていく考えです。滝中瞭太投手は31歳。投手陣の中では中堅からベテランの域に入りつつあります。昨季の4勝9敗という成績は、正直に言って物足りない数字です。防御率3.44も、先発投手としては「もう一歩」という印象。しかし、15試合に登板しているということはチームから一定の信頼を得ているということでもあります。「僕に一番求められているのはコントロール」という自己分析は的確だと思います。荘司投手のような150キロを超える速球派ではない以上、コントロールと変化球の精度で勝負するしかありません。「試している変化球もある」というコメントからは、31歳になってもまだ進化しようとする姿勢が感じられます。この貪欲さがあれば、まだまだ伸びしろはあるでしょう。先発ローテの5番手、6番手として、またはロングリリーフとして。さまざまな役割が求められる中で、滝中投手がどこまで安定したピッチングを見せられるか。地味ですが、シーズンを戦う上で非常に重要な選手だと思います!
宗山塁選手、3安打3打点の大活躍!
2月15日の日本ハム戦、宗山塁内野手が2番・遊撃で先発し、4打数3安打3打点という素晴らしい成績を残しました。初回1死一塁、達投手の6球目を中前に運んで先制打。4回2死満塁では4番手の畔柳投手に対して中前適時打、5回2死満塁から同じく畔柳投手の5球目を右前に2点適時打と、チャンスで確実に仕事をしました。何度も快音を響かせた宗山選手ですが、試合後のコメントは非常に冷静でした。「まだまだというか、これからっていう感じなので、1試合1試合よりいい形に近づけていけたら」2年目の内野手は「より内容を良くしていきたい」とストイックな姿勢を見せ「実戦の中でしか感じないことがあるので、それを全部いい方向に繋げていけるように」と、開幕に向けさらに磨きをかける意気ごみです。三木肇監督は宗山選手について「追い込まれてからの打撃も一つのテーマとしてやっている中で、彼の良さも出たと思う」と評価。「まだまだ2年生で周りとの比較と競争もあると思うので、油断せずに今の形で成長と結果を求めながらやってもらえたら」と、さらなる成長に期待を寄せました。4打数3安打3打点。数字だけ見れば文句なしの大活躍です。しかし、宗山選手のコメントからはおごりや満足感が全く感じられません。「まだまだ」「これから」という言葉を繰り返す22歳。この謙虚さと向上心こそが、宗山選手の最大の武器かもしれません。特に印象的なのは「追いこまれてからの打撃」というテーマ。2死満塁という最大のプレッシャーがかかる場面で、2本の適時打を放っています。これは技術だけでなく、メンタルの強さの証明でもあります。三木監督が「油断せずに」と釘を刺しているのも、宗山選手への期待の裏返しでしょう。遊撃手というポジションは守備の要。打撃だけでなく守備面でも成長を続ければ、プロ野球の看板選手に必ずなれます。22歳、2年目。まだまだこれから。宗山塁選手の成長曲線が、どこまで上がっていくのか。本当に楽しみです!
マエケン、今キャンプ初実戦で151キロ!無安打2奪三振の好内容
2月16日、沖縄・金武の春季キャンプで前田健太投手がシート打撃に登板し、今キャンプで初めて打者を相手に投球しました。のべ7人の打者に26球を投じ、被安打0、1与四球2奪三振という素晴らしい内容。最速は151キロを計測しました。登板後、マエケンさんは「ブルペンと実戦形式でバッターが立つと、力の入り具合とか、ストレートの質、変化球の曲がりっていうのも変わってくるので、カウントによっての力感とか、ツーストライクに追い込んでから三振を取りにいくとか、いろいろ確認しながら投げた」と振り返り、「まだ力みがあってちょっとばらついたりしましたけど、最初の登板にしてはすごく良かった」と手応えを語りました。2人目の対戦相手となった鈴木大地選手との対戦では、2球目の痛烈なライナーを好反応でキャッチ。「ただ反応しただけ」と苦笑いしながらも、「大地が1番心配してくれてたので」とチームメイトとの温かい関係性を明かしました。それ以外の打球は外野にすら飛ばず、打者を完全に抑え込んだ形です。151キロという球速については「十分じゃないですかね。全部精いっぱい投げるわけじゃないんですけど、カウントとか、バッターによって、力を入れた時にそうやってスピードが出てるってことは、僕としてはいい状態だとは思う」と現時点で納得の様子。今後は状態を見ながら実戦に移行していく予定で、「あとはバッターに話聞いたりとかしながら、自分の感覚っていうのをもうちょっと仕上げていけたらいいな」とシーズンに向けて少しずつギアを上げていく方針を示しました。キャンプ初期段階でこれだけの内容を見せたマエケンさん。メジャーで培った経験と冷静な自己分析能力、そしてチームメイトとの良好な関係性が感じられる登板内容でした。まだ若干の力みや制球のばらつきといった課題はあるものの、余力を残した状態で151キロを計測し、打者を外野にも打たせなかった制球力は、今シーズンへの大きな期待を抱かせるものです。開幕に向けて、打者からのフィードバックも取り入れながら段階的に調整を進めていくマエケンさん。ローテーションの柱として、チームを勝利に導く活躍が今から楽しみです。がんばれ、マエケンさん!
2月14日〜16日のキャンプを振り返ると、楽天イーグルスの未来は明るいと感じます。復活を目指すベテラン:小郷裕哉選手の逆転3ランには、29歳の意地とプライドが詰まっていました。若手のエース候補も台頭してきました。荘司康誠投手の2回無安打無失点、155キロの速球。開幕投手として申し分ない仕上がりです。藤井聖投手、滝中瞭太投手と、経験豊富な投手陣が着実に調整を進めています。人的補償で加入した田中千晴投手の8球3アウトは、新天地での好スタートを予感させます。春のキャンプは、まだ始まったばかり。これから開幕に向けて、さらに調整が進んでいくでしょう。課題もあります。阪上翔也選手の怪我、日本ハムへの9失点、若手とベテランの競争、投手陣の底上げ。しかし、課題に真摯に向き合い、一つ一つクリアしていけば、楽天イーグルスは必ず強くなります。三木肇監督のもと、結果にこだわりながら、質も追求していく。この姿勢が2026年シーズンの楽天を支えるでしょう。さあ、イーグルスファンの皆さん!開幕まであと約1ヶ月半。この春のキャンプを楽しみながら、選手たちの成長を見守っていきましょう!
GO! Eagles!
参考情報(ニュース出典)
Yahoo!ニュース/楽天イーグルス関連
https://baseball.yahoo.co.jp/npb/teams/376/top

