激闘オリックス3連戦!楽天イーグルス開幕戦(2026/3/27〜3/29)

イーグルスファンの皆さん、お久しぶりです。ついに、ついにこの日がやってきました!2026年3月27日。カレンダーに赤丸をつけ、指折り数えて待ったプロ野球開幕です。振り返れば今年のオープン戦、我らが楽天イーグルスの着地は11位。数字だけを見れば、世間の下馬評は決して高くはないかもしれません。昨年は4年連続の第4位。不動の順位となっていて、Bクラスで安定してしまいました。しかし、そんな想定内の評価をバットで、投球で、守りで、走りで、執念で、気の持ちようで、そして話術でひっくり返すのが野球の醍醐味。むしろ、これほど「おいしい」立ち位置はありません。オープン戦の終盤で見せた、あの光景を思い出してください。「伝説の画伯」前田健太投手が描いた完璧な無失点ピッチング。エース襲名へ、圧巻の奪三振ショーを演じた開幕投手・荘司康誠投手。スロースターターの汚名を返上し、猛烈な勢いでアーチを量産した主砲・浅村栄斗選手。そして、合流するやいなや「主役は俺だ」と言わんばかりに安打を重ねたお祭り男・辰己涼介選手。ピースは揃いました。課題という名の「伸び代」も、オープン戦のうちにたっぷりと確認済みです。今日からは、これら全ての要素がパズルのように噛み合い、ひとつの大きな勝利という絵を描き出す時間です。さあ、楽天モバイルパーク宮城の空に、歓喜の風船が舞い上がる準備はできていますか?143試合に及ぶ長い旅路の最初の一歩。今年こそ、今年こそは、優勝とは言いません、せめて、せめてAクラス入りしてほしいところ。東北の底力、12球団に見せつけてやりましょう!期待と不安が入り混じる開幕1軍メンバーはこちら。

投手
19 荘司康誠
29 田中千晴
41 加治屋蓮
43 宋家豪
45 九谷瑠
46 藤平尚真
49 西垣雅矢
52 津留﨑大成
56 鈴木翔天
69 内星龍
捕手
2 太田光
27 伊藤光
70 石原彪
内野手
0 小深田大翔
3 浅村栄斗
6 村林一輝
7 鈴木大地
9 ボイト
24 黒川史陽
35 渡邊佳明
48 平良竜哉
63 入江大樹
外野手
8 辰己涼介
32 中島大輔
34 マッカスカー
38 佐藤直樹
51 小郷裕哉


ここから先発ローテーションピッチャーが追加されていく流れかと思います。昨年よりも戦力的に充実しました。ドラフト6位の即戦力、九谷瑠投手が期待の抜擢。巨人から人的補償で入団した田中千晴投手はオープン戦で7試合6回2/3を投げて防御率1.35を記録し、見事な開幕一軍入り。フリーエージェントで入団した伊藤光捕手、現役ドラフトでソフトバンクから入団した佐藤直樹選手も開幕一軍に入りました。オープン戦で打率.311、3本塁打のマッカスカー選手にも期待しています。しかし、昨シーズン大活躍の西口直人投手は右腕コンディション不良のため、宗山塁内野手は左手関節軟骨損傷のために開幕2軍スタートです。

2026/3/27

去年3位のオリックス対4年連続4位の我らの楽天イーグルス。悲願のAクラス入りのために非常に重要な3連戦です。昨年はシーズン終盤に力尽きた感がありましたが、今年のイーグルスは去年に比べて選手層がとても厚くなりました。相手先発は7年目左腕、宮城大弥投手。開幕投手に内定していた山下舜平大投手が3月11日のロッテ戦後に右肘の不調を訴えて戦線離脱。結果、WBCから帰国後1試合2イニングのみ投げて開幕投手となりました。3年連続の開幕投手。昨年は7勝3敗、防御率2.39。誰もが認めるオリックスのエースです。楽天イーグルスは宮城大弥投手に対しては昨シーズンは2敗して勝ちはなし、防御率1.93。強敵です。我らが楽天イーグルスの先発は4年目右腕、荘司康誠投手。初の開幕投手です。オープン戦は19回15被安打22奪三振4与四球4自責点の防御率1.89。見事な成績を収めて実力で開幕投手を勝ち取りました。本日のスタメンはこちら。

1番: 村林 (遊)
2番: 辰己 (中)
3番: ボイト (指)
4番: マッカスカー (左)
5番: 黒川 (三)
6番: 浅村 (一)
7番: 中島 (右)
8番: 太田 (捕)
9番: 小深田 (二)
先発: 荘司 (投)


左投手対策ということでしょうか。記念すべき開幕戦の先頭打者は昨シーズン最多安打賞の村林選手となりました。村林選手は宮城投手に対して昨季は10打数4安打、一昨年も13打数4安打。2年間で打率.348と好相性です。オープン戦で8試合連続安打を放ったマッカスカー選手が満場一致、当然のごとく4番に座りました。主砲の浅村選手が6番に控えているのはかなりの重量打線。昨シーズンはボイト選手もマッカスカー選手も黒川選手も中島選手も開幕戦にはいませんでした。楽しみな打線です。

楽  260 000 110  計10  H16  E0
オ  000 000 000  計00  H04  E1
勝利投手 荘司 (1勝0敗0S)
敗戦投手 宮城 (0勝1敗0S)


オープン戦ドン底の打率最下位から、目が覚めるような快勝で今シーズンが始まりました!荘司投手は8回105球4被安打9奪三振。無与四死球で無失点。最速155キロ。今シーズンの先発陣を支えてくれそうな頼もしい投手が現れました。最終回は即戦力ルーキーの九谷瑠投手が無失点で締めてくれました。打線は、な、なな、なんと、先発全員安打の16安打!村林一輝選手が6打数2安打、辰己涼介選手が4打数2安打、ボイト選手が4打数2安打3打点、マッカスカー選手が4打数2安打4打点、太田光捕手が4打数3安打の猛打賞。昨シーズンの太田捕手は111試合に出場して33安打ですので、すごい安打数です!序盤の8点で終わらずに2点を追加したところが明日に繋がる試合だったと思いました。

2026/3/28

さあ、大勝で始まった今季の第2戦。相手先発は13年目右腕、九里亜蓮投手。オープン戦では3試合13回を投げて自責点1の防御率0.69。すごい。九里亜蓮投手に対して昨年の楽天イーグルスは6試合、3敗して、2試合は勝ちましたが、防御率1.87と抑えこまれました。強すぎます。逆に、ここで勝てば楽天イーグルスの勢いは本物です!昨年3位のオリックスへの連勝は、悲願のAクラス入りに現実味が帯びてきます。我らが楽天イーグルスの先発は変幻自在の変化球を操る7年目右腕、31歳の瀧中瞭太投手。調子が良い時は唯一無二の鮮やかすぎる快投を見せるも、その再現性に課題のあるドキドキの投手です。先発ローテーション2番手が、昨年4勝9敗で防御率3.44の瀧中投手になってしまう現実。何年も前から続く先発投手の層の薄さを象徴していますが、個人的には好きな投手ですので、なんとかここは快投を見せてもらいたいです。過去の数字からは大苦戦が予想される、本日のスタメンはこちら。

1番: 中島 (右)
2番: 辰己 (中)
3番: ボイト (指)
4番: マッカスカー (左)
5番: 黒川 (三)
6番: 浅村 (一)
7番: 村林 (遊)
8番: 太田 (捕)
9番: 小深田 (二)
先発: 瀧中 (投)

右腕相手の先頭打者は左の中島選手という形でしょうか。村林選手と打順が入れ替わりました。あとは昨日と同じ打順です。今日の方が下位打線の繋がりを考えると機能しそうです。相手は強敵ですが、なんとか打ち崩したいところです。昨日のマッカスカー選手は4打数2安打でしたが2三振。今後、大きな当たりは多そうですが出塁率では苦戦するのではないでしょうか。「打つか、三振するか」の極端な選球眼の悪さは気になります。

楽  000 000 000  計0  H04  E0
オ  002 000 40X  計6  H11  E0
勝利投手 九里 (1勝0敗0S)
敗戦投手 瀧中 (0勝1敗0S)


昨日と逆の展開で、相手先発の九里亜蓮投手にわずか4安打の完封負けとなりました。1回裏から瀧中投手は早くも大ピンチ。二死満塁で森友哉選手。半死半生となる中で3ボール2ストライクとなり絶体絶命。最後の一投は落差のないフォークボールでしたが気迫の投球が空振り三振を呼びこみ、なんとか26球を投げて無失点で切り抜けます。最後は気力が勝りました。2回裏も一死から四球、死球、四球で二死満塁の大ピンチ。ここで3番の西川龍馬選手。昨季の打率は規定打席に届かぬものの.310。ここでも瀧中投手は気迫の投球を見せてショートゴロに打ち取り無失点。2回ですでに45球。制球が全く定まりません。万事休す。私が監督であればここで交代します。視聴者の方が表情が良く見える分、的確な判断が下せるのかもしれません。しかし、続投し、3回裏には中川圭太選手に2ランホームランを浴びてしまいます。瀧中瞭太投手の今季初登板は3回2/3、86球4被安打4奪三振5与四死球2失点。苦しみながらの全力投球は、ものすごく見応えのある濃密な時間でした。次回の登板に期待いたします。その後、加治屋蓮投手が1/3回、宋家豪投手が1回を無失点に抑えて終盤の逆転に期待したかったところでしたが、内星龍投手が2イニング目で捕まります。一死満塁のピンチとなり、田中千晴投手に代わりますが、3本のヒットを打たれて4点を失います。内星龍投手が1回1/3を投げて28球3被安打2奪三振2与四球3失点。田中千晴投手が2/3回12球3被安打1奪三振1失点。ロングリリーフをこなせる重要な役割を受け持つ内投手と、新戦力の田中千晴投手の失点は、この後のシーズンに暗い影を残しそうです。相手先発の九里亜蓮投手は9回132球4被安打12奪三振1与死球無失点。いつものように抑えこまれてしまいました。ボイト選手は3打数2安打と勝負強さを見せました。

2026/3/29

1勝1敗。昨年3位のオリックスに対して、ここで勝ち越すと大きいです。相手先発は9年目左腕の田嶋大樹投手。昨季は18試合で7勝7敗、防御率3.13。楽天イーグルスとの対戦では6試合で2勝1敗、防御率2.12。イーグルスにとっては手強い相手です。我らが楽天イーグルスの先発はドラフト1位ルーキーの藤原聡大投手。オープン戦では4試合13回2/3を投げて自責点1の防御率0.66。7与四死球、2暴投など、まだまだ荒削りな面もありつつも、150キロ台の速球と切れ味鋭いスライダーはプロでも通用。文句なしの開幕一軍、先発ローテーション入りを勝ち取りました。課題はスタミナでしょうか。無理せず1年間通した活躍をしてもらいたいです。本日のスタメンはこちら。

1番: 佐藤 (右)
2番: 中島 (中)
3番: ボイト (指)
4番: マッカスカー (左)
5番: 黒川 (三)
6番: 浅村 (一)
7番: 村林 (遊)
8番: 太田 (捕)
9番: 入江 (二)
先発: 藤原(投)


佐藤直樹選手と入江大樹選手が初スタメン。入江大樹選手はオープン戦は14打数1安打と不調でしたが宗山塁選手の怪我により一軍に登録された形です。このチャンスを活かしてほしいところです。佐藤選手もオープン戦は29打数5安打とそれほど打ちませんでしたが、新天地での活躍に期待しています。

楽  200 011 000  計4  H08  E1
オ  310 100 00X  計5  H12  E0
勝利投手 山﨑 (1勝0敗0S)
敗戦投手 藤原 (0勝1敗0S)
セーブ マチャド (0勝0敗1S)


初回から打順が見事に機能。先頭の佐藤直樹選手が三塁打、続く中島選手が二塁打を放ち試合開始早々に先制点を取りました。ボイト選手のセカンドゴロの間に三塁に進み、マッカスカー選手がセンターに大きな犠牲フライを放ち追加点。ソツのない攻めで先発の藤原投手を後押しします。しかし、藤原投手は初回に3安打を浴びて1点を失い、太田選手には四球で満塁にさせると、中川圭太選手にヒットを打たれてさらに2点を失います。2回にはヒットと死球で一死一二塁にすると、廣岡大志選手に対してボークで二三塁となり、タイムリーを打たれてさらに1失点。藤原投手は3回を投げて47球8被安打1奪三振2与四死球4失点とほろ苦デビューとなりました。4回には津留﨑大成投手が紅林弘太郎選手のホームランを浴びて2対5。5回に佐藤直樹選手のホームラン、6回に村林一輝選手のタイムリーで2点を返しますが反撃はここまで。惜しい試合を落としました。初スタメンの佐藤直樹選手はホームラン1本を含む4    打数3安打と大活躍。黒川史陽選手は4打数2安打でした。

ファーム・リーグの試合結果

今年のファーム・リーグは3月14日(土)に開幕しました。公式戦の予定試合数は各地区での地区内対戦と他地区とのファーム・リーグ交流戦を加えた試合数(135~146試合)となります。2026年度よりファーム・リーグは1リーグ3地区制を導入し、東地区に5球団、中地区に5球団、西地区に4球団が所属します。楽天イーグルスの地区は東地区で、オイシックス新潟、東京ヤクルト、千葉ロッテ、北海道日本ハムと同一リーグとなります。(重要なのでまた書きました)

3月24日  対日本ハム
日  035 101 531  計19  H20  E1
楽  200 000 000  計02  H05  E1
勝利投手 金村 (1勝0敗0S)
敗戦投手 前田健 (0勝1敗0S)

4本のホームランを含む20安打を打たれて大惨敗。前田健太投手は2回1/3、59球6被安打2奪三振1    与四球6失点。先発ローテーション入りを決めていますがファームでこの結果ですので心配です。育成ドラフト3位のルーキーの中沢匠磨投手は2/3回17球2被安打2失点。前回の登板で素晴らしい投球を見せた古賀康誠投手がまさかの大乱調となり、4回85球8被安打2奪三振4与四球7失点。林優樹投手は1回18球3被安打1奪三振3失点。柴田大地投手は1回14球1被安打1失点。誰1人として無失点に抑えられませんでした。渡邊佳明選手が2打数2安打1打点と活躍しました。

3月25日 対日本ハム
日  000 100 000  計1  H6  E3
楽  002 000 00X  計2  H3  E3
勝利投手 古謝 (1勝0敗0S)
敗戦投手 浅利 (0勝1敗0S)
セーブ     日當 (1勝0敗3S)

両チーム3エラーずつ記録され、ファームといえどもプロとして残念な試合となりました。特にショートのワォーターズ選手に2つのエラーが記録されました。まだ3年目の20歳とはいえ、昨季はファームで打率.192。そろそろ厳しくなってきています。打線はわずか3安打。ゴンザレス選手の適時二塁打、青野拓海選手の適時二塁打が続けて飛び出して、少ないチャンスをものにした楽天イーグルスの勝利となりました。古謝樹投手は5回67球2被安打3奪三振2与四球1失点。こちらは開幕ローテーション入りに向けて準備万端です。早くも日當投手に3セーブ目が記録されました。

3月26日 対日本ハム
日  000 101 100  計3  H7  E1
楽  000 201 000  計3  H9  E0

ウレーニャ投手は5回69球2被安打8奪三振2与四球1失点。3月18日の西武とのオープン戦では4回7失点と乱調でしたがなんとか先発ローテーション入りできそうです。ルーキーの伊藤樹投手は4回80球5被安打3奪三振2与四球2失点。まだまだプロの壁に阻まれている気もしますが、貴重な先発候補としてぜひ一軍での登板も見たいです。伊藤裕季也選手が3打数2安打で打率を.286に上げました。

3月27日 対ヤクルト
ヤ  000 000 001  計1  H4  E0
楽  000 000 000  計0  H3  E1
勝利投手 石原 (1勝0敗0S)
敗戦投手 早川 (1勝1敗0S)
セーブ 丸山翔 (0勝0敗1S)

先発の早川隆久投手は2回から6回まで走者を出さない素晴らしい投球を披露。しかし9回表、髙野颯太選手にヒットを打たれ、山野辺翔選手にもヒットを打たれ、センターの武藤敦貴選手がボールをきちんと捕球できずに草野球のようにモタモタしている間にランナーに3塁まで進められてしまい、犠牲フライで1点を取られてしまいました。敗れたにせよ、早川隆久投手は9回103球4被安打8奪三振1与四球1失点とかなりの復調を見せています。ファームでこれ以上投げても同じ結果になりそうですのでそろそろ一軍昇格でしょうか。武藤敦貴選手が打つ方では3打数2安打で打率を.200に上げました。

3月28日 対ヤクルト
ヤ  000 200 100  計3  H10  E1
楽  000 000 020  計2  H05  E1
勝利投手 佐藤 (1勝0敗0S)
敗戦投手 藤井 (2勝1敗0S)
セーブ 大道 (0勝0敗1S)

惜しくも1点差で敗れてしまいました。藤井聖投手は6回86球6被安打4奪三振3与四球2失点。先発ローテーション入りはこれで決定ではないかと思います。4回表、塩見泰隆選手の打球をサードの青野拓海選手がダイビングしてボールを止めましたが投げられずそのまま倒れこんでしまい、手首を押さえながら退場。今季はファームで42打数14安打と飛躍の兆しを見せていただけに、チームにとっても本人にとっても大きな痛手です。育成ドラフト2位のロマン砲、ルーキーの大坪梓恩選手が3打数2安打2打点1本塁打。すでに3本の本塁打、打率は.400。シーズン途中で支配下選手登録してもいいのでは?

3月29日 対ヤクルト
ヤ  010 010 000  計2  H06  E0
楽  300 004 10X  計8  H11  E0
勝利投手 大内 (1勝0敗0S)
敗戦投手 下川 (1勝1敗0S)

先発は191cmの長身の3年目右腕、大内誠弥投手。間違いなく将来の先発ローテーション入りできる実力の持ち主。本日は5回86球4被安打5奪三振3与四球2失点とまずまずの結果。昨季は2試合9回を投げて自責点2。今年は一軍での活躍を早く見てみたいです。陽柏翔選手が4打数2安打1打点1盗塁。堀内謙伍捕手は2打数2安打。岸本佑也選手は4打数2安打。YG安田選手に2号ホームランが出ています。

3地区制となったファームリーグですが、東地区では今の所は圧倒的な選手層を誇る日本ハムが断然リード。楽天イーグルスは5チーム中、2位か3位といったところでしょうか。ファームで調整登板した古謝投手、ウレーニャ投手は問題なさそう。伊藤樹投手、早川投手、藤井聖投手、大内投手も一軍で投げられそうな状態に見えます。日當投手の抑え起用も見事に成功しているようです。逆に、前田健太投手は心配です・・・。3月31日のホーム開幕投手に決定しましたが、相手は昨シーズン日本一のソフトバンクホークス。すでに疲れが出ているようにも見えます。前田健太投手がシーズン通してローテーションを守ることはかなり厳しそうです。古賀康誠投手の4回7失点の乱調も、なかなか一軍入りは厳しく見えてしまいましたが、まだまだ4年目の21歳ですし、次回の登板に期待してます。

ニュースピックアップ(2026/3/27〜3/29)

2026年、新生楽天イーグルスの衝撃!京セラドームで歴史的な幕開け

3月27日、京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズとの開幕戦。楽天イーグルスは球団創設22年目にして初となる開幕戦での2桁10得点を記録し、10対0という最高のスコアで完勝しました。オープン戦ではチーム打率.208と12球団中11位に沈み、ファンの間でも不安の声が漏れていましたが、蓋を開けてみれば先発全員安打の計16安打と打線が大爆発。三木監督が「みんながいい集中力で試合に入ってくれた」と語る通り、昨シーズンまでの鬱憤を晴らすかのような、まさに「強いイーグルス」の再来を予感させる初陣となりました。

マッカスカーが魅せた!4番の重圧を跳ね返す衝撃デビュー

今季から加入した新外国人のカーソン・マッカスカー外野手が、「4番・左翼」という大役で見事な回答を出してくれました。初回、1死二、三塁の好機で宮城大弥投手の内角直球を左翼へ弾き返す先制の2点適時二塁打を放つと、続く2回にも再び二塁打で2点を追加。来日初打席からの2打席連続タイムリーで、終わってみれば5打数2安打4打点という圧巻のデビュー戦でした。これまでの助っ人勢に欠けていた「勝負強さ」を初戦から見せてくれた彼が、3番のルーク・ボイトと密にコミュニケーションを取っている姿も非常に心強く、今シーズンの打線に大きな芯が通ったことを確信させてくれました。

エースの証明!荘司康誠投手、8回無失点9奪三振!

プロ4年目で初めて開幕投手のマウンドを託された荘司康誠投手が、8回105球、4被安打無失点、9奪三振という素晴らしい内容で今季初勝利を挙げました。立ち上がりから三者凡退の山を築き、最速155キロを計測した直球にはオリックス打線も手が出ない様子で、三木監督が「託された思いを力に変えていた」と絶賛するのも頷ける内容です。9回の完封勝利も期待されましたが、長いシーズンを見据えての交代は英断でしょう。大量援護に奢らず、一球一球を丁寧に投げ込む姿には、もはや次世代のエースではなく「現在のエース」としての風格が漂っていました。

地獄からの帰還!荘司投手の新グラブ!

今回の荘司投手の快投には、並々ならぬ背景がありました。2024年の同じ京セラドーム、前日に大敗を喫したチームを救うべく登板した彼は、わずか1死しか奪えず5失点KOという屈辱を味わいました。その後、右肘の手術や苦しいリハビリ期間を経て、今季は左手側に重心を置く新調グラブを導入。これがフォームの安定感を生み、本人が掲げる「140キロの感覚で150キロを投げる」という打者の裏をかく投球術を結実させました。過去の悪夢を最高の形で振り払い、ヒーローインタビューで放った「イーグルスは必ず優勝する」という宣言。あの力強い言葉を信じて、私たちファンも全力でついていくしかありません!

天国から地獄な零封負け・・・

3月28日、前夜の10得点爆勝から一転、楽天イーグルスはオリックスに0対6で完敗を喫しました。4年ぶりの開幕2連勝を狙った一戦でしたが、散発4安打12三振と打線が完全に沈黙。特にオリックス先発・九里投手の前に手も足も出ず、一度も二塁を踏ませてもらえないという屈辱的な内容でした。昨日のイケイケムードが嘘のように静まり返ったスタンドを見て「これぞ野球の怖さ」と痛感させられましたね。好調だったマッカスカー選手もチェンジアップに翻弄されており、パ・リーグの配球の厳しさを突きつけられた形です。

九里投手の魔球チェンジアップに翻弄される

この日の敗因は、何と言っても九里投手の緩急自在なピッチングにハマってしまったことです。初回、期待の中島選手と辰己選手がいずれもチェンジアップで空振り三振に倒れたところで、嫌な予感が漂いました。8回に代打で登場したベテラン伊藤光選手も「甘いゾーンに見えても効果的に使われていた」と振り返る通り、狙い球を絞らせない老獪な投球術に、若手もベテランも術中にハマってしまいました。塩川ヘッドコーチは「抑えたいように抑えられてしまった。狙い球を絞りきらせてくれないのが九里投手のいいところ。そこにハマってしまった」 と語りました。12三振のうち9個が空振りという結果は、今の打線に粘りが足りなかった証拠かもしれません。次回の対戦では泥臭く食らいつく姿勢を見せてほしいところです。

粘りきれなかった滝中投手。痛恨の先制被弾

3月28日、先発の滝中投手は、3回2/3を投げて4安打2失点で今季初黒星を喫しました。数字だけ見れば最少失点に抑えているようにも見えますが、5つの四死球が重くのしかかり、球数も86球と序盤からアップアップの状態でした。初回、2回と2死満塁をしのいでいただけに、3回1死から太田選手に許した二塁打、そして中川選手への2ランが悔やまれます。追いこんでからの「1球の高さ」が勝負を分けるという、滝中投手らしい課題が露呈してしまいました。彼のような技巧派は、やはり低めに集めて打たせて取るリズムが作れないと、今日のような重い展開を招いてしまいますね。

希望の光はドラ1・藤原!黄金ルーキーがプロ初登板で「金言」を証明する

どんよりとした敗戦ムードを吹き飛ばしてくれるのは、明日29日のマウンドに上がるドラフト1位右腕・藤原聡大投手しかいません!オープン戦で防御率0.66という圧巻の成績を残した黄金ルーキーは、初登板を前に「楽しみ」と語る強心臓の持ち主。あの前田健太投手や、開幕戦で快投した荘司投手から授かったという「金言」を胸に、どのようなピッチングを見せてくれるのか期待が膨らみます。

プロの洗礼。ドラ1藤原投手、ほろ苦デビュー

3月29日、京セラドーム大阪。大きな期待を背負ってマウンドに上がったドラフト1位ルーキー・藤原聡大投手でしたが、3回8被安打4失点という厳しい結果でプロ初黒星を喫しました。初回、味方が2点を先制してくれた直後のマウンド。先頭の宗選手に初球152キロを弾き返されると、続く広岡選手にも初球を打たれるなど、オリックス打線の徹底した「初球打ち」と「藤原対策」の前に、自慢の剛腕が空回りしてしまった印象です。本人が「ただただ悔しい」と語るように、アマチュア時代とのレベルの差を痛感したはずですが、この悔しさは必ず次への糧になると信じています。

「プロは甘くない」三木監督も指摘したオリックスの徹底マーク

この日の藤原投手について、三木監督は「相当研究されていた」と冷静に分析していました。150キロを超える直球を迷わず振り抜いてくるパ・リーグの強打者たちを前に、力押しだけでは通用しない現実を突きつけられた形です。初回には味方のファンブルも絡むなど不運な失点もありましたが、2回に変化球主体に切り替えても適時打を浴びるなど、配球の面でも課題が残りました。しかし、降板後の「次やったときは1点も取られないという気持ちしかない」という強気な発言こそ、彼がドラフト1位たるゆえん。この負けん気の強さがあれば、修正能力を発揮してすぐに戻ってきてくれるでしょう。

新天地で輝く!佐藤輝明選手が移籍後初アーチを含む猛打賞

敗戦の中での大きな希望は、今季から加入し、この日移籍後初スタメンとなった佐藤輝明選手の爆発です。5回に放ったセンター越えの移籍後第1号ソロホームランは、イーグルスファンが待ち望んでいた「放り込む力」そのものでした。4打数3安打の猛打賞で、三木監督も「初回から彼らしく、いい打撃だった」と絶賛。これまで課題だった打線の長打力不足を一人で解消してくれそうな、凄まじいスイングを見せてくれました。今年の楽天打線は一味も二味も違うはずです。

あと一歩。執念の継投で見せた意地。

3月29日の第3戦。試合は4対5という1点差の惜敗に終わり、3年連続の開幕カード負け越しが決まってしまいました。しかし、終盤に見せたリリーフ陣の踏ん張りは見事でした。7回からは鈴木翔天投手、8回にはWBC帰りの藤平尚真投手が完璧な火消しを見せ、逆転への望みを繋ぎました。三木肇監督は藤原投手について「まずはマウンドに上がれたことが良かった。経験というかいろいろ感じたことがあると思うから、今後に生かしてほしいんだけども、オリックスに相当研究されていたなというのは感じたので、これからどうするかだなと思います」と語り、試合については「毎試合そこはみんなで持って戦っているんですけど、もう一歩でしたね」と語りました。


開幕カードは1勝2敗。数字だけを見て、ちょっとだけ遠い目になったファンの方も多いでしょう。でも、この3連戦をちゃんと見た人なら分かるはずです。ただの1勝2敗ではありません。希望と不安と爆発力と課題と胃痛が、きれいに3等分された、とても楽天らしい1勝2敗です。いきなり楽天イーグルスというチームのエッセンスを濃縮還元100%で飲まされた感じです。薄めていない。原液です。飲んだらちょっとむせます。初戦は10対0の大勝。これはもう最高でした。開幕戦で2桁得点、先発全員安打、荘司投手は8回無失点9奪三振。あまりにも出来すぎて「これ、シーズン143勝ペースでは?」と一瞬でも思った人、正直に手を挙げてください。私も心の中では優勝パレードのルート確認まで始めていました。仙台駅前をどう通るのか、いや待て、その前に日本シリーズの相手はどこだ、などと飛躍しました。しかし翌日、九里亜蓮投手に完封されて0対6。すぐさま現実が来る。しかもかなり真顔の現実が来る。「き、昨日の16安打はどこへ?」と探したくなるレベルで打線が静まり返り、こちらのテンションもテレビの音量と一緒に少しずつ下がっていきました。野球って怖いですね。本当に怖い。ホラー映画なら「さっきまで明るかったのに、急に静かになる」やつです。そして第3戦。ドラ1ルーキー藤原聡大投手の初登板。期待しかない。夢しかない。未来しかない。そんな中でプロの洗礼を浴びるという、ある意味ものすごく、正しいルーキーの開幕でした。でも、だからこそ逆に期待が膨らむんですよね。最初から全部うまくいったら、こちらが勝手に「令和の怪物きた!」と騒ぎすぎてしまいますし、数日後にはスポーツ紙の見出しを額縁に入れ始めてしまいます。今回はちゃんと苦い経験をした。よし、ここからです。名投手への道は、だいたい最初にちょっと燃えるところから始まる。たぶん。そういうことにしておきましょう。ファンは前向きな言い換えの天才です。それにしても、この3連戦で改めて感じたのは、今年の楽天イーグルス、見ていてかなり面白いということです。荘司投手はもう「期待の若手」ではなく「普通にエース候補ど真ん中」ですし、ボイト選手は打席に立つだけで「何か起きそう感」がある。マッカスカー選手は豪快で、良い意味でも悪い意味でもいろいろ起こしそうです。村林選手は相変わらず頼りになるし、黒川選手もじわじわ存在感を増している。太田光捕手も開幕戦で猛打賞。昨年の数字を思うと、もう開幕3試合で「去年より打ってない?」みたいな錯覚すらあります。錯覚であってほしくない。むしろこのまま現実になってほしい。現実よ、そこは空気を読んでくれ。ただし、もちろん課題もあります。先発の層はまだ万全ではないですし、リリーフも年間通してどう回すのか不安は残ります。打線も爆発する日はとんでもないけれど、止まる日はびっくりするほど止まる。この“当たれば飛ぶけど当たらない日は静か”感、ちょっと大型家電みたいです。性能は高い。でも機嫌がある。説明書が欲しい。しかも説明書を読んでも「仕様です」としか書いてなさそうなのがまた楽天イーグルスです。でも、悲観するには早すぎます。まだ3試合です。カレーで言えば、まだ玉ねぎを炒めてるくらいです。煮込んですらいません。味見して「今年のカレーは失敗だ」と言うのは早い。いや、玉ねぎを炒めてる段階でちょっと焦げた気配はあるかもしれませんが、それでもルーを入れたら美味くなるかもしれない。なんの話だ。とにかく、今の楽天イーグルスには「今年はちょっと違うかもしれない」と思わせる材料がちゃんとあります。去年までなら見えなかった打線の厚みもあるし、新戦力の存在感もあるし、ファームにも楽しみな名前が並んでいます。「次は誰が来る?」と思えるだけでも、かなり健全です。昔はそこが「次は、誰か、いる?」みたいな時間帯もありましたからね。ベンチの奥の誰もいない暗闇に未来を探すような目をしていた時代を思えば、だいぶ明るいです。ファームの内容も含めて見ると、本当に今年は層が厚くなっています。早川投手、藤井投手、大内投手、ウレーニャ投手ら一軍投手がいる。野手も何か起こしそうな若手がちらほらいる。つまり、シーズンが進むほど「今いるメンバーだけで全部背負う」ではなく、「入れ替えながら戦える」チームになる可能性があるわけです。これは大きい。開幕3試合でもうこんなに感情を動かされるのだから、シーズン終盤まで持つのか心配です。3月でこれなら、8月にはこちらの情緒がFA宣言している可能性があります。勝った日は「今年はいける!」、負けた日は「でもまだ3試合だから」、接戦を落とした日は「あと一歩が埋まれば優勝」、完敗した日は「切り替え切り替え」、若手が打てば「未来は明るい」、ベテランが打てば「やっぱり経験」、誰も打てなければ「とにかく明日は打つ」この万能コメントの回転率の高さよ。楽天ファンはたぶん、前向き変換能力だけで何か資格が取れます。次はホーム開幕。楽天モバイル最強パーク宮城で、今度は東北の空気を味方につけて暴れてもらいましょう。開幕3連戦を見て、「今年も胃が痛いな」と思った方。安心してください。たぶんそれ、正常です。楽天ファンとして極めて健康的な反応です。むしろ無風で淡々と勝ち続けたら、こちらが逆に落ち着かなくなります。「えっ、本当に楽天?」と戸籍を確認し始めるかもしれません。ちょっと苦しんで、ちょっとハラハラして、でも時々ものすごく気持ちいい勝ち方をする。その繰り返しの中で、いつの間にか上にいる。そんなシーズンになったら最高です。今年こそ、秋に笑いたい。今年こそ、「来年に期待」ではなく「今年、ようやった!」と言いたい。いや、できればもっと言いたい。「今年の楽天、マジで強かったな」と言わせてほしい。そのためにも、まずはホームで仕切り直し。ここからです。ここからまた、期待と胃薬をポケットにたっぷり詰めて、一緒に走っていきましょう。

GO! Eagles!


参考情報(ニュース出典)
Yahoo!ニュース/楽天イーグルス関連
https://baseball.yahoo.co.jp/npb/teams/376/top

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