
オープン戦は11位で終了!開幕間近の楽天イーグルス(2026/3/17〜3/26)
下剋上、準備は整いました!イーグルスファンの皆さん、こんにちは!ついに2026年のオープン戦が全日程を終了しました。最終的な順位は11位・・・。数字だけ見れば「大丈夫か?」と不安になる方もいるかもしれませんが、中身をじっくり振り返れば、そこには開幕への希望がキラリと光っています。特に最終盤の巨人3連戦では、ドラ1・藤原聡大投手の圧巻の投球や、主砲・浅村栄斗選手の完全復活、そして「お祭り男」辰己涼介選手の合流即猛打賞など、ワクワクするトピックが目白押しでした。今回は、3月17日の西武戦から最終戦までの激闘と、ファームでの若手の躍動、さらには最新のニュースをまとめてお届けします。泣いても笑っても、開幕はもう目の前です!
2026/3/17
今日から埼玉・所沢のベルーナドームで西武とのナイターでの2連戦。昨年パ・リーグ5位の西武ライオンズ。オープン戦は5勝6敗で8位ですが、打率は.252で2位、防御率は2.39で3位と好調です。特に外崎修汰選手の打率は.478、仲三優太選手は.381、長谷川信哉選手は.407と絶好調です。強打者をなんとか封じこめたいところですね。相手先発は12年目右腕、髙橋光成投手。ものすごく威力の強いボールを投げます。オープン戦は2試合6回を投げて2失点と順調な調整を見せています。我らが楽天イーグルスの先発は伝説の画伯、前田健太投手。オープン戦は2試合5回1/3を投げて4失点。今までは日本野球復帰のための調整だったはずです。そろそろ開幕戦が近いのでぜひよろしくお願いします!本日のスタメンはこちら。
1番: 黒川 (三)
2番: 小深田 (二)
3番: 鈴木大 (一)
4番: ボイト (指)
5番: マッカスカー (左)
6番: 佐藤 (右)
7番: 宗山 (遊)
8番: 中島 (中)
9番: 太田 (捕)
先発: 前田 (投)
おっと、黒川選手が1番に入ります。黒川選手は現在5試合連続でヒットを打っていて、その間は12打数6安打5四球と絶好調です。中島選手が8番へ。さすがに打率.143のゴンザレス選手はスタメンから外れました。大ベテランの鈴木大地選手が3番です。期待してます。
楽 000 000 000 計0 H4 E0
西 000 000 000 計0 H3 E0
両チームの投手が絶好調。息詰まる投手戦の末、引き分けに終わりました。4回表に一死満塁のチャンスを迎えましたがマッカスカー選手がピッチャーゴロ、佐藤直樹選手がサードゴロに倒れて残念ながら無得点でした。でも、喜んでください。ヒット数は上回りました。ある意味、勝利です。前田健太投手がついに本気のピッチング。6回71球1被安打6奪三振の無失点。完封も夢ではない効率的な投球でした。九谷瑠投手、宋家豪投手、泰勝利投手がそれぞれ1回を無失点に抑えてくれました。黒川史陽選手が今日も活躍。4打数2安打で打率を.306に上げました。開幕に向けて絶好調すぎます!・・・ですが、残念なお知らせです。この試合で、オープン戦最下位に転落してしまいました。まずは今日は負けなかった。その自信と事実でもって、明日に向かっていきましょう。応援してます!
2026/3/18
さあ、やはり手強い西武ライオンズ。今日も苦戦するかもしれません。しかし、これ以上、負けられません。昨年のパ・リーグ4位対5位の激突。今シーズンを占う上で重要な一戦です。オープン戦最下位といっても開幕戦から勝てばいいのです。今や12球団で一番伸び代の多い、美味しい位置にスタンバイしました。これは作戦なのかもしれません。相手先発は投手。我らが楽天イーグルスの先発は投手。本日のスタメンはこちら。
1番: 中島 (中)
2番: 浅村 (一)
3番: ボイト (指)
4番: 黒川 (二)
5番: マッカスカー (右)
6番: 宗山 (遊)
7番: 村林 (三)
8番: ゴンザレス (左)
9番: 太田 (捕)
先発: ウレーニャ (投)
いよいよ本番直前の豪華絢爛なラインナップ。な、なんと主砲の浅村選手が2番に。初回からホームランで相手投手の度肝を抜く作戦でしょうか。宗山選手が6番ショート、村林選手が7番サード、助っ人のボイト選手やマッカスカー選手、ゴンザレス選手も名を連ねます。後は勝利を待つのみとなりました。
楽 000 002 003 計5 H10 E0
西 030 400 00X 計7 H11 E0
勝利投手 渡邉 (1勝0敗0S)
敗戦投手 ウレーニャ (0勝1敗0S)
セーブ 與座 (0勝1敗1S)
・・・結果は5対7と、追い上げも虚しくオープン戦の嫌な流れを断ち切ることはできませんでした。序盤の大量失点が最後まで重くのしかかりました。先発のウレーニャ投手は前回登板が良かっただけに期待していましたが、2回に連打からカナリオ選手と西川選手に手痛い適時打を浴びて3失点。いったんは立ち直るかに見えましたが、 4回には山村選手の適時打や自らの暴投も絡んで一挙4失点。4回77球7被安打3奪三振1与四球7失点。この内容ではさすがに厳しいです。動揺すると球が浮いてくる性格なのかもしれません。良い時と悪い時のデータを開幕前に取れたので、きっとシーズンに入れば首脳陣も対策は打てるはずです。一方の打線も中盤までは渡邉投手の前に沈黙し、5回までわずか3安打。そんな重苦しい空気を切り裂いてくれたのが6回の浅村選手でした。中島選手がヒットで出塁した直後、ライトポール際へ叩きこむ鮮やかな2号2ラン!実に28イニングぶりの得点ということで、ようやくイーグルス打線に灯がともった瞬間でした。リリーフ陣は津留﨑投手、加治屋投手、田中千投手、内投手と無失点で繋いでリズムを作ると、最終回に粘りを見せます。ゴンザレス選手、小深田選手の適時打、さらに渡邊佳選手の犠飛で一気に2点差まで詰め寄りましたが、反撃もここまで。序盤の大量失点が悔やまれる内容でした。それでも終盤の集中力は次へ繋がるはずですし、浅村選手に一発が出たのは好材料。次のオープン戦最後の3連戦ではスカッとした勝利で、開幕へ向けて勢いをつけてほしいものです。

2026/3/20
西武との2連戦は1敗1引き分けに終わり、オープン戦は3勝8敗5引き分けで最下位。開幕に向けて暗雲立ちこめる我らの楽天イーグルスでございます。本日から東京ドームでオープン戦を締めくくる巨人との3連戦。現在、オープン戦の巨人の成績は8勝4敗1引き分けで第3位。チーム打率.266は第2位、チーム防御率3.29は第11位。よく打つチームです。相手先発は大注目のドラフト1位の新人左腕、24歳の竹丸和幸投手。オープン戦では2試合に投げて7回5被安打10奪三振1与四球の無失点。評判通り高い制球力を誇る優秀なピッチャーです。ストレートは150キロ出せて変化球も秀逸。なんと、球団64年ぶりの新人開幕投手に決定しております。楽天イーグルスの先発は4年目右腕、開幕投手の荘司康誠投手。オープン戦は3試合に登板し15回13被安打17奪三振2与四球4失点。防御率は2.40。奪三振の多さが素晴らしいですね。プロ通算10勝11敗、防御率3.76。いよいよエース襲名に向けて開花の季節となりますでしょうか。強力な巨人打線を封じこめてください。本日のスタメンはこちら。
1番: 中島 (中)
2番: 黒川 (二)
3番: ボイト (指)
4番: マッカスカー (右)
5番: 村林 (三)
6番: 浅村 (一)
7番: 宗山 (遊)
8番: ゴンザレス (左)
9番: 太田 (捕)
先発: 荘司 (投)
この時期になると若手の登用はほぼなくなり実戦的なスタメンです。左投手に対して1番、2番が左打者ですが、大丈夫?昨季は3割を打ったボイト選手ですが、オープン戦の打率は.176と調子が戻りません。打率.152のゴンザレス選手もいよいよ厳しくなってきましたが前回の試合では1本ヒットを打ちました。オープン戦は残り3試合。少しでも本番につながる活躍をみなさん見せてほしいです。
楽 010 000 000 計1 H6 E2
巨 000 001 01X 計2 H6 E0
勝利投手 田中瑛 (1勝0敗0S)
敗戦投手 鈴木翔 (0勝1敗0S)
セーブ ルシアーノ (0勝0敗1S)
接戦を落としました。2回表、浅村選手が高めのスライダーをレフトスタンドに運び3号ソロホームラン。昨季は9本のホームランでしたが、今年は2桁は期待できそうです。先発の荘司康誠投手は4回64球2被安打5奪三振2与四球の無失点。絶好調で開幕を迎えます。相手先発の竹丸和幸投手は新人とは思えない落ち着いた投球を見せて5回85球3被安打6奪三振2与四球1失点でマウンドを降ります。こちらも開幕に向けて万全のようです。新人王候補かもしれませんね。6回裏、3番手の九谷投手が2死から安打を許すと、一塁への牽制が悪送球となって一気に三塁まで進まれ、4番のダルベック選手に同点タイムリーを浴びて同点。7回裏は西垣投手が三者凡退に抑えてリズムを作りますが、8回裏に登板した鈴木翔天投手が1死から歩かせると、牽制で誘い出した際の送球を遊撃手の宗山選手が捕球ミスする痛恨の失策でピンチを招き、ショートゴロの間に勝ち越し点を献上しました。9回表にマッカスカー選手と浅村選手の四球で1死一二塁とチャンスを作りましたが、宗山選手がショートフライ、渡邊佳明選手がライトフライに倒れてゲームセット。守備の乱れが失点に直結する課題の残る内容で、オープン戦最下位の楽天イーグルスは引き分けを挟んで3連敗となりました。
2026/3/21
オープン戦最下位という「これ以上落ちたらブラジルまで突き抜ける」という不名誉な12球団の底に開幕前からスタンバイした我らが楽天イーグルスですが、この惨状を「開幕前に全ての厄を出し切る超高度なデトックス」と捉えれば、浅村栄斗選手が3号ソロを放ちスロースターターの看板を物理的に叩き割ったことや、伝説の画伯・前田健太投手がマウンドで「0」という名の完璧な静物画を描き上げた事実は、もはや優勝への伏線以外の何物でもなく、28イニング無得点という沈黙も「東北の厳しい冬をバットで表現した前衛芸術」であり、宗山選手の落球や九谷投手の悪送球といった手痛いミスも「本番でやらかさないための厄払い」と考えれば、現在チームは伸び代という名のブラックホールが広がる最も美味しい状態にあり、さらにファームで古賀康誠投手が奪三振ショーを演じ、41歳の岸孝之投手が若手より艶っぽい球を投げているバックアップ体制まで含めれば、開幕戦で「あのオープン戦は何だったんだ!」と嬉し涙で笹かまや牛たんを喉に詰まらせる準備は万端と言えるでしょう。相手先発は、あの外国人助っ人、スペンサー・ハワード投手。昨季は楽天イーグルスで5勝1敗、防御率2.22の成績を残すも、故障が多く2試合連続で緊急降板するなど9試合のみの登板に終わり退団していました。今季は巨人と契約しオープン戦で2試合を投げて4回3被安打4奪三振1与四球1自責点の防御率2.25。今のところは順調な調整を見せています。我らの楽天イーグルスの先発は7年目右腕、瀧中瞭太投手。先発ローテーション入りをかけての登板です。良い時は素晴らしい変化球の切れを見せてくれますが、プロ通算24勝34敗、防御率3.76が示すように再現性に課題があります。それでもこのスタミナ抜群の変化球投手はチームにとって重要で貴重な戦力です。好調時のピッチングは見ていてとても楽しいです。本日のスタメンはこちら。
1番: 中島 (中)
2番: 小深田 (二)
3番: 黒川 (三)
4番: 浅村 (一)
5番: 小郷 (右)
6番: マッカスカー (左)
7番: ボイト (指)
8番: 伊藤光 (捕)
9番: 村林 (遊)
先発: 瀧中 (投)
小深田選手は先日のファーム戦で先頭打者本塁打を含む3打数3安打と大活躍しています。小郷選手はオープン戦は16打数2安打、ファームでは6打数1安打とほとんど活躍していません。これが最後のチャンスでしょうか。昨季は最多安打賞を獲得した村林一輝選手はオープン戦は打率.150と調子が上がってきていません。対して中島大輔選手の打率は.280と順調な調整ぶり。マッカスカー選手も当初はどうなるか心配でしたが打率.275、3本塁打8打点と一軍でも活躍できそうな成績となりました。とはいえ、40打数11安打11三振と、選球眼に課題を残します。ボイト選手の打率.184とゴンザレス選手の打率.167が楽天イーグルスを苦しめています。ゴンザレス選手はベンチスタートとなりましたが、このまま開幕戦以降も起用し続けるのでしょうか。
楽 000 000 000 計0 H4 E0
巨 100 002 00X 計3 H7 E0
勝利投手 ハワード (1勝1敗0S)
敗戦投手 瀧中 (0勝1敗0S)
セーブ ルシアーノ (0勝0敗2S)
またもや負けました。これで6試合勝ちなしの4連敗・・・。あまりにも打てません。先発の瀧中瞭太投手は4回80球4被安打3奪三振3与四球1失点。まずまずの投球でした。加治屋蓮投手は1回を無失点に抑えましたが、泰勝利投手は1回2失点。これで泰勝利投手のオープン戦は7回5自責点の防御率6.43。一軍入りはかなり厳しい状況です。7回には西口直人投手が登板。先発転向が見送られたようにも見えます。ここで事件が起きます。5球を投げて先頭打者の増田陸選手に四球を与えたところで、なんと緊急降板。今季はまだ調子が上がってきてないようにも見えましたが、昨シーズンに圧倒的な活躍を見せた投手がここで離脱となると、致命的となりそうな、とんでもない痛手です。ぜひ軽傷であることを祈ります。もはや試合どころではなくなりましたが、その後、田中千晴投手と藤平尚真投手がそれぞれ1回を投げて無失点に抑えました。打線は4安打の無得点。伊藤裕季也選手はファームでは1ホームランを記録しましたが(8打数1安打)、オープン戦は11打数無安打のスランプに陥りました。
2026/3/22
思えばさまざまな出来事があったオープン戦もこれで最後。いよいよ3月27日から開幕戦となります。巨人はオープン戦第1位。楽天イーグルスは最下位。勢いに圧倒的な差があります。相手先発はあの則本昂大投手。昨年まで楽天イーグルスに所属し、フリーエージェントで巨人に移籍。オープン戦は3試合に登板し2勝0敗、10回4自責点の防御率3.60。先発ローテーション入りは間違いありませんが、防御率が少し心配です。我らが楽天イーグルスの先発はドラフト1位の新人右腕、藤原聡大投手。オープン戦は3試合9回を投げて無失点に抑え、開幕ローテーションに向けて順調な仕上がりを見せています。本日のスタメンはこちら。
1番: 中島 (右)
2番: 小深田 (二)
3番: 浅村 (一)
4番: マッカスカー (左)
5番: 黒川 (三)
6番: ボイト (指)
7番: 辰己 (中)
8番: 村林 (遊)
9番: 太田 (捕)
先発: 藤原 (投)
現状打破を狙うためでしょうか。辰己選手が一軍昇格。しかしファームでの辰己選手の打率は.100。大丈夫でしょうか。4番のカーソン・マッカスカー選手は7試合連続安打中と絶好調です。
楽 100 140 000 計6 H10 E0
巨 001 001 000 計2 H08 E1
勝利投手 藤原 (1勝0敗0S)
敗戦投手 則本 (2勝1敗0S)
オープン戦最後の試合は10安打の快勝。初回、マッカスカー選手のタイムリーで1点を先制。3回裏に一死一三塁で藤原投手が暴投して同点に。4回表、ボイト選手の2号ソロホームランで勝ち越します。藤原聡大投手は4回2/3を投げて77球3被安打3奪三振3与四死球1失点。制球には課題あるものの球威と切れ味で抑えこむ若者らしい投球でした。則本昂大投手は4回83球6被安打5奪三振1与四球2失点。ぜひ今季は巨人の先発として一年を通じて活躍してもらいたいです。5回表、相手チームは戸郷翔征投手が登板。24年は3年連続12勝を挙げて防御率1.95と素晴らしい結果を残しましたが、昨シーズンは8勝9敗の防御率4.14と思わぬ不調に。オープン戦は2試合を投げて8回5失点、防御率5.63と苦戦しています。一死から小深田選手が死球で塁に出ると浅村選手の二塁打の間にホームイン。素晴らしい走力を見せてくれました。さらにマッカスカー選手、辰己涼介選手にタイムリーが生まれてこの回、一挙4得点。戸郷翔征投手は1回31球3被安打2与死球4失点と、開幕に向けて心配な状況です。その後の巨人はマタ投手が登板し、4回1被安打6奪三振無失点。楽天イーグルスはマタ投手を打ち崩せませんでした。楽天イーグルスは藤原投手の後に宋家豪投手が1/3回を投げて無失点。中込陽翔投手は1回を1失点。津留﨑大成投手、内星龍投手、九谷瑠投手がそれぞれ1回を無失点に抑えて勝利しました。マッカスカー選手が3打数2安打2打点で打率を.311に上げました。今季初昇格した辰己涼介選手は4打数3安打2打点1盗塁の大活躍を見せました。

ファーム・リーグの試合結果
今年のファーム・リーグは3月14日(土)に開幕しました。公式戦の予定試合数は各地区での地区内対戦と他地区とのファーム・リーグ交流戦を加えた試合数(135~146試合)となります。2026年度よりファーム・リーグは1リーグ3地区制を導入し、東地区に5球団、中地区に5球団、西地区に4球団が所属します。楽天イーグルスの地区は東地区で、オイシックス新潟、東京ヤクルト、千葉ロッテ、北海道日本ハムと同一リーグとなります。(前回と同じ文章でしたが、重要なので2度書きました)
3月17日(火) 対ロッテ
楽 100 000 000 0 計1 H6 E1
ロ 000 000 001 1 計2 H6 E0
勝利投手 坂本 (1勝0敗0S)
敗戦投手 中込 (0勝1敗0S)
初回に1点を先制しましたが、終盤に逆転を許しサヨナラ負け。20年目の大ベテランの岸孝之投手が先発し、3回39球1被安打1与四球のナイスピッチング。これは一軍昇格間近ですかね?古賀康誠投手は最高のピッチング。5回85球2被安打9奪三振の無失点。すごい三振率です。貴重な左腕として支配下契約を結んだ今季。これは楽しみなピッチャーが出てまいりました!今野龍太投手は1回を1失点。規定により10回以降は無死二塁からのタイブレーク方式となりまして(興味深い!)、中込陽翔投手が内野ゴロで3塁に進塁され、2アウトを取りましたが、代打の石垣勝海選手にヒットを打たれて悲しい負けとなりました。が、タイブレーク方式でなければ無失点だったかもしれず、罪な規定です!中込投手はルールに負けただけです。陽柏翔選手が3打数2安打で打率を.400に上げました。
3月18日(水)対ロッテ
楽 001 000 000 2 計3 H7 E0
ロ 001 000 000 0 計1 H6 E0
勝利投手 日當 (1勝0敗1S)
敗戦投手 東妻 (0勝1敗0S)
セーブ 中沢 (1勝0敗1S)
1対1で延長戦へ。規定により10回以降は無死二塁からのタイブレーク方式となります。2アウトから武藤敦貴選手が四球で塁に出ると、パスボールで2塁ランナーが3塁へ。ここで吉野創士選手と青野拓海選手にタイムリーヒットが出て2点を挙げて勝利しました。先発の伊藤樹投手は6回104球5被安打3奪三振5与四死球1失点の内容。制球に苦しみつつも要所要所で抑えてくれました。吉野創士選手は5打数2安打1打点で打率を.286に、青野拓海選手は4打数3安打2打点で打率を.400に上げました。育成ドラフト3位の新人、中沢匠磨投手に初セーブが付きました。実力の世界です。ぜひ支配下登録となってほしいですね。
3月19日(木) 対ロッテ
楽 100 030 104 計9 H13 E3
ロ 001 010 000 計2 H07 E1
勝利投手 早川 (1勝0敗0S)
敗戦投手 唐川 (0勝1敗0S)
13安打の猛攻で大勝。小深田選手が先頭打者ホームランを放つなど、3打数3安打の大活躍。育成の大坪選手に早くも2号ホームランが出ています。先発の早川隆久投手は5回1/3を投げて99球5被安打7奪三振2失点。林優樹投手は2/3回、今野龍太投手と江原雅裕投手と中込陽翔投手がそれぞれ1回無失点。一軍でも活躍できる主力投手がロッテの二軍に対して調整した試合でした。YG安田選手は4打数2安打、青野拓海選手は5打数2安打、陽柏翔選手は4打数2安打1盗塁と活躍しました。辰己涼介選手は本日はヒットを打てましたが、打率.118(17打数2安打)と一軍昇格まで時間がかかりそうです。
3月21日(土) 対オイシックス
楽 000 000 100 計1 H5 E0
O 010 000 20X 計3 H8 E0
勝利投手 髙田 (1勝1敗0S)
敗戦投手 松田 (0勝1敗0S)
セーブ 上村 (0勝1敗1S)
先発の3年目右腕、20歳の大内誠弥投手は5回72球5被安打1奪三振1与四球1失点とまずまずの投球。3年目の松田啄磨投手は2回34球3被安打1与四球2失点と結果を残せませんでした。辰己涼介選手は3打数無安打で打率が.100にまで落ちました。吉野創士選手は4打数2安打1盗塁で打率を.286に上げました。YG安田選手に1号ホームランが出ています。そろそろ安田選手の一軍での活躍を見てみたいです。
3月22日(日) 対オイシックス
楽 000 002 001 計3 H7 E0
O 000 000 000 計0 H7 E2
勝利投手 藤井 (2勝0敗0S)
敗戦投手 宮森 (0勝1敗0S)
セーブ 日當 (1勝0敗2S)
先発の藤井聖投手は5回69球4被安打4奪三振の無失点。一軍ローテーション入りとなりそうです。その後も今野龍太投手、伊藤大晟投手、江原雅裕投手、日當直喜投手がそれぞれ1回無失点に抑えました。相手先発の宮森智志投手は昨シーズンまで楽天イーグルスに所属。10試合で防御率10.50となり戦力外通告となりました。本日は5回2/3を投げて82球3被安打3奪三振2与四球2失点で負け投手となりました。青野拓海選手は4打数2安打1打点で打率を.393に上げました。

ニュースピックアップ(2026/3/17〜3/26)
杜の都の鉄腕・岸孝之投手、41歳のシーズンも美しすぎる始動
まずはファームからの吉報です。3月17日、ロッテ浦和球場で本来3月10日に登板予定だった岸投手が、雨天中止を経てついに今季初の実戦マウンドに上がりました。ロッテ打線を相手に3回39球1被安打1与四球、無失点。持ち前のカーブで凡打の山を築き、2回にはわずか7球で片付ける省エネ投球を披露。さらに注目すべきは昨季から磨いているシンカーを実戦で試したことです。本人は「使えるかどうかは知らない(笑)」と煙に巻いていますが、しっかり無失点でまとめるあたりはさすがの一言。41歳にして新しい球種に挑戦し続ける姿勢、本当にかっこいいです。岸投手にシンカーが本格的に加われば、パ・リーグの若手打者は手も足も出ないはず。今年も中10日以上の調整かもしれませんが、ローテーションに彼がいる安心感は唯一無二です。
育成出身の星!古賀康誠投手が驚愕の9Kショー
3月17日、ロッテ浦和球場でのファーム戦。岸投手の後を受けた2番手、21歳の左腕・古賀投手がとんでもないインパクトを残しました。5イニングを投げて、なんと9奪三振。4回にはクリーンアップを3者連続三振に仕留める圧巻の投球。自己最速は149キロですが、この日は140キロ台前半でも打者が次々と空振り。昨年11月に支配下登録を勝ち取ったばかりの若武者が、無四球無失点の快投で1軍昇格へ強烈なデモンストレーションを行いました。下関国際のエースが、いよいよ「楽天の左のエース候補」として覚醒の予感です。球速以上に打者が差し込まれているのは、本人も言う通り「球持ちの良さ」の証拠。今季の楽天は左の先発・リリーフ共に層を厚くしたいところなので、古賀投手が1軍のラッキーボーイになる可能性は極めて高いと見ています!
マエケンがベルーナドームに降臨!圧巻のパーフェクト未遂
3月17日、ベルーナドーム。11年ぶりに日本球界へ復帰した前田健太投手が、ついにパ・リーグの球場で見せてくれました。オープン戦で西武ライオンズ打線を相手に6回71球1被安打6奪三振、無与四死球の無失点。4回までは一人の走者も許さないパーフェクトピッチング。最速152キロの直球に、メジャー仕込みの変幻自在なスライダー、チェンジアップ。5回に初安打を許すも、即座に併殺で切り抜ける修正能力はお見事の一言です。正直、震えました。マエケンがイーグルスのユニフォームを着て、エースの立ち居振る舞いを見せてくれる。それだけで今シーズンを戦う勇気が湧いてきますね。
新助っ人ウレーニャ投手の明暗と、主砲・浅村選手の「目覚め」
3月18日、ベルーナドーム。連勝といきたいオープン戦でしたが、新加入のウレーニャ投手が苦戦を強いられました。ウレーニャ投手は4回7失点と炎上。2回に4安打、4回には3長打を浴びるなど、パ・リーグ打線の見極めとスイングに苦しんだ形です。一方で打線は、主砲・浅村選手が意地の一発。6回に内角高めを完璧に捉え、レフトポール際へ2号2ランを叩き込みました。チームとしては28イニングぶりの得点となり、沈滞ムードを主将が振り払いました。ウレーニャ投手については、1イニングごとに良し悪しが激しかったのが懸念点。ただ、オープン戦で課題が出切ったと考えればプラスです。そして浅村選手!逆方向へのホームランに続き、今回は得意の内角捌き。三木監督が言う通り「浅村らしい」スイングが戻ってきています。彼が打てばチームは変わる。打線全体の繋がりはまだこれからですが、主砲の仕上がりは万全のようです。
1番・中島大輔選手の覚悟。リードオフマンの座は譲らない!
3月18日、ベルーナドーム。オープン戦でキラリと光っている3年目、中島大輔選手。西武戦に1番・センターで出場し、3打数2安打1四球。4試合ぶりのマルチ安打を記録し、オープン戦の安打数はチームトップの13本まで伸ばしました。出塁率は素晴らしいものの、本人は「初回の初球を打ち上げたこと」を猛省。チームを勢いづける1番打者としての理想を高く掲げています。中島選手の「自分がレギュラーだなんて思っていない」という謙虚な姿勢、応援したくなりますよね。打率.277と数字も安定してきましたが、何より四球を選んで3出塁という粘り強さが1番打者として満点に近い!彼が1番に定着すれば、小深田選手や村林選手との「機動力野球」が現実味を帯びてきます。開幕1軍、スタメン奪取へ、あと一踏ん張りです!
ファームに眠る大器・吉野創士選手が劇的V打!
3月18日、ロッテ浦和球場でのロッテとのファーム戦。 2軍でも未来の主軸候補が意地を見せてくれました。延長10回表、2死一三塁のチャンスで吉野選手が打席へ。東妻投手の初球フォークを完璧に捉え、逆方向のライトへ勝ち越しタイムリーを放ちました。5打数2安打1打点とクリーンアップとしての仕事をきっちり完遂。チームの勝利に大きく貢献しました。楽天ファンがずっと待ち望んでいる右の強打者。吉野選手のポテンシャルは誰もが認めるところですが、この逆方向への強い打球が出始めたのは覚悟の証でしょう。22歳という若さ、そろそろ1軍の舞台で浅村選手の後ろを打つ姿が見たい!ファームで結果を出し続ければ、必ずチャンスは来るはずです。
エース早川隆久投手、手術からの完全復活へ制限解除!
3月19日、ロッテ浦和球場。昨年9月に左肩を手術した早川投手。ついに、本格復活への階段をまた一つ登りました。2軍ロッテ戦に先発し、5回1/3を99球7奪三振。立ち上がりに3者連続三振を奪う圧巻のスタート。目標だった100球をほぼクリア。1軍合流がいよいよカウントダウンに入りました。手術明けで不安もありましたが、直球で空振りが取れているのが何よりの安心材料。早川投手が戻ってくれば、左のエース不在という悩みは一気に解消されます。80球を超えてからのスタミナを課題に挙げるあたり、ストイックな彼らしいですよね。無理は禁物ですが、交流戦前、いやもっと早く仙台のマウンドに立つ姿が目に浮かびます!
2026年開幕投手・荘司康誠投手が巨人を翻弄した5奪三振
3月20日、東京ドーム。三木監督から「2026年開幕投手」を明言された荘司投手が、その実力を証明しました。巨人打線を相手に5回途中を投げ、2被安打無失点5奪三振。初回、不運な安打も絡み1死一二塁のピンチを招きましたが、4番ダルベック、5番岸田を連続三振!その後は4回までノーヒットに抑える圧巻の投球を見せました。本人も「カーブが勝負球として使えるようになった」と手応えを口にしています。「立ち上がりの力みを修正できた」というコメントに、昨季からの成長を感じます。150キロ超の直球と、あの独特な軌道のフォーク。巨人の主力打者が手も足も出ないシーンを見て、今年の荘司投手は「2桁勝利」が最低ラインだと確信しました。来週の開幕戦、杜の都の空を切り裂く快投を期待しましょう!
世界を経験した藤平尚真投手が1軍合流!
3月20日、東京ドーム。WBCを戦い抜いた藤平投手が、頼もしくなって帰ってきました。WBCでは2試合無失点と貢献。合流初日、東京ドームで巨人の選手と共に花束贈呈を受けました。メジャーの投手の球速に衝撃を受け、「自分の出力はまだ通用しない」とさらなる向上を宣言。また、大谷翔平選手について「思ったより気さくで、普通に会話してくれる人だった」とチームメイトに裏話を披露したそうです。世界の大舞台を経験して「自分はまだ遅い」と言い切る向上心。今の藤平投手には、守護神を任せられるだけの風格が漂っています。ピッチクロックへの理解など、国際基準を肌で感じた経験は必ずイーグルスにプラスになるはず。WBCの悔しさを、今度はシーズン優勝で晴らしてください!
スロースターター返上?主砲・浅村選手、圧巻の3号ソロ!
3月20日、東京ドームで我らがキャプテン・浅村栄斗選手が、巨人のドラ1・竹丸投手の無失点記録を打ち砕きました。0対0で迎えた2回、甘く浮いたスライダーを完璧に捉え、左中間席へ叩きこむ先制弾!これがオープン戦3号。例年、春先はエンジンがかかるのが遅いタイプですが、今年は本塁打を量産しています。本人は「1本出ればいいかなって感じ」とクールに語っていますが、そのバットは熱を帯びています。 「甘い球をミスショットすることなく打てている」という本人の言葉通り、今の浅村選手には隙がありません。例年「夏男」として後半戦に爆発するイメージですが、今年は開幕からフルスロットルで打線を牽引してくれそうですね。主砲がこれだけ仕上がっているのは、チームにとって最大のプラス要素です!
痛恨のミス連鎖。三木監督の激しい叱咤
3月20日、東京ドーム。試合は1対2で巨人に逆転負け。内容について三木監督から厳しい言葉が飛びました。リードしていた6回、3番手・九谷投手の牽制悪送球から同点に追いつかれ、8回には鈴木翔投手が走者を誘い出しながらも、一塁・浅村選手からの送球をルーキー・宗山選手が落球。これが決勝点に繋がりました。三木監督は「猛省だ!」、「失点の仕方としては最悪ですよね。けん制のところとか、チームで取り組んでいることもあるんだれども、2失点ともミスから。2つ目とかフォアボール、エラーだから。エラーの仕方もあると思うんでね、起きたことをどう整理して、なぜそういうことが起きたのかをしっかり考えてもらいたい」と、チーム全体に強い危機感を持つよう求めました。厳しいようですが、これが勝負の世界。特に牽制や送球のミスは、自ら相手に勝利を献上するようなものです。宗山選手にとっても、東京ドームという大舞台でのミスは苦い薬になったはず。ただ、今のうちに課題が出切ったと考えれば、シーズンに向けて引き締め直す良い機会です。監督の「猛省」という言葉を胸に、鉄壁の守備陣を再構築してほしいですね。
西口直人投手が緊急降板。右腕の張りに募る不安
3月21日、東京ドームでの巨人戦で、ファンが最も心配するニュースが飛び込んできました。7回に4番手として登板した西口投手が、先頭打者に四球を与えた直後、わずか5球で緊急降板。球団からの発表は「右腕の張り」。トミー・ジョン手術を乗り越え、昨季は防御率1.07と獅子奮迅の活躍を見せた右腕に異変が起きました。今季は先発転向も視野に入れていましたが、三木監督は今後のリリーフ起用の可能性も示唆しています。手術経験者の「張り」という言葉には、ファンとしても心がざわつきます。無理をして長引くのが一番の痛手。まずはしっかり休養を優先してほしいところです。西口投手の力は優勝のために不可欠。次の日の試合前練習には姿を見せていたようですので、まずは一安心といったところでしょうか。万全の状態で杜の都のマウンドに戻ってくるのを待ちましょう!
滝中瞭太投手、粘りの投球。左打者への宿題
3月21日、東京ドームで、先発ローテ入りを争う滝中投手が苦しみながらも、試合を作る姿勢を見せてくれました。先発し、4回を80球4被安打1失点。初回にキャベッジ選手にバルコニー席へ運ばれる特大ソロを浴びましたが、その後は粘りました。しかし、本人も猛省しているのが「3つの四球」。特に昨年からの課題である左打者に対して、勝負どころで歩かせてしまったことを「開幕前に膿が出て良かった」と前向きに捉えつつ、修正を誓いました。滝中投手らしい、低めに集める丁寧な投球は随所に見られました。ホームラン後の切り替えも流石です。ただ、楽天が上位に食い込むには「無駄なランナーを出さないこと」が絶対条件。左バッターへの攻め方は、三木監督も注視しているポイントでしょう。この悔しさを開幕後のマウンドで晴らしてくれると信じています!
ドラ1藤原聡大投手、圧巻の防御率0.66!開幕ローテへ当確ランプ
3月22日、東京ドームで注目のドラフト1位、藤原聡大投手がオープン戦の集大成を見せました。オープン戦4試合目の先発で、5回途中3安打1失点。暴投で初失点を喫したものの、後続を内野ゴロで打ち取る修正能力を見せました。オープン戦の通算防御率は驚異の0.66。得意のスライダーが制御できない場面でも、カーブやスプリットでカウントを整える「投球術」を披露しました。ルーキーとは思えない落ち着きに脱帽です!「0で抑えたかった」という悔しそうなコメントも、高いプロ意識の表れでしょう。悪いなりに試合を壊さない姿は、ベテランの風格すら漂います。今季の新人王候補、筆頭は間違いなく我らが藤原投手。開幕ローテでの初勝利が今から待ちきれません!
辰己涼介選手が合流即猛打賞のお祭り男ぶり
3月22日、東京ドームでのオープン戦最終戦、ようやくファンの見たかった打線が火を吹きました!この日1軍合流したばかりの辰己涼介選手が、3安打2打点の大暴れ。5回には右中間へ2点二塁打を放ち「打ったのはストレート。チャンスで打てて良かったです。僕にとっては最初で最後のオープン戦ですが、結果を出せて良かったです」とコメントしました。2軍での打率1割はどこへやら。やはり彼は大観衆の前で輝く「お祭り男」ですね。彼の合流で外野の守備も締まりますし、何よりベンチが明るくなります。辰己選手が加われば、得点力不足の悩みも解消されるはずです!
2026年オープン戦の結果
1位:日本ハム
8勝4敗3分 打率.244 防御率2.55
1位:巨人
10勝5敗1分 打率.260 防御率3.11
3位:DeNA
9勝5敗3分 打率.263 防御率2.76
3位:阪神
9勝5敗1分 打率.235 防御率1.44
5位:オリックス
8勝5敗1分 打率.216 防御率2.10
6位:中日
9勝6敗3分 打率.250 防御率2.89
7位:西武
7勝8敗1分 打率.238 防御率2.52
7位:ヤクルト
7勝8敗3分 打率 .203 防御率3.22
9位:ソフトバンク
6勝9敗2分 打率 .233 防御率2.96
10位:広島
6勝11敗1分 打率.233 防御率3.27
11位:楽天
4勝10敗5分 打率.208 防御率2.71
12位:ロッテ
4勝11敗2分 打率.225 防御率3.42
オープン戦を11位で終えた・・・。そう聞くと、たしかに字面は少しだけ不安です。いや、少しどころか、スポーツニュースのテロップで見たら一瞬だけお茶をこぼしそうになる順位ではあります。しかし、野球というのは順位表の一行だけで測れるほど単純なものではありません。むしろ今回の楽天イーグルスは、「勝ち切れなかった試合の中に、開幕後に効いてくる材料をしっかり仕込んだ」という見方ができるチームでした。浅村選手のバットは明らかに目覚めつつあり、マッカスカー選手には頼もしさがあり、中島選手は出塁の気配を漂わせ、辰己選手は“やっぱり祭りが始まると急に強い人”であることを証明し、ドラ1の藤原投手は「新人です」と言われても、こちらが「本当に?」と二度聞きしたくなるほど堂々たる投球を披露してくれました。オープン戦終盤の巨人3連戦でも、負け試合の中に手応えはあり、最後はしっかり勝って締めた。この「最後に笑えた」という事実は、開幕前の空気としてとても大きいです。もちろん課題はあります。打線全体のつながり、助っ人勢の仕上がり、守備の細かなミス、そして負傷情報への不安。気になるところを挙げ始めると、たぶん東北新幹線で仙台から東京まで行ってもまだ話し足りないでしょう。でも、逆に言えば、課題がはっきり見えているのは悪いことではありません。本番が始まってから「えっ、うちってこういうチームだったの?」と驚くより、今のうちに「そこね!そこ直そう!」と分かっているほうが、よほど健全です。オープン戦でミスが出たなら、シーズンで減らせばいい。オープン戦で打てなかったなら、シーズンで打てばいい。オープン戦で最下位近辺をうろうろしたなら、シーズンで上に行けばいい。極端な話、3月の順位表は冷蔵庫に貼るメモくらいのもので、10月の順位表こそが額縁に入れて飾るべき本命です。今の楽天には本命のほうを面白くする材料がちゃんとあります。それにしても、オープン戦というのは不思議なものです。勝てば「今年は優勝だ!」と盛り上がり、負ければ「いや、これは調整だから」と悟りを開く。ファンは毎年この高度な精神運動を当然のように繰り返しています。もはや春の風物詩です。楽天ファンも例外ではなく、連敗すれば胃が痛くなり、若手が活躍すれば3分後には新人王とベストナインの両取りを想像し、ベテランが好投すれば「やっぱり野球は経験だな」と深くうなずき、助っ人が凡退すれば「でもシーズン入ったら打つから」と祈祷師のような心境になります。たぶんファンという生き物は、データと感情と希望を全部ミキサーにかけて飲んでいるのです。健康にはあまりよくなさそうですが、これが楽しい。しかし、この楽しい不安定も、もうすぐ本番の熱狂に変わります。3月27日から、いよいよ2026年シーズン開幕。ここからはもう「オープン戦だから」で済ませられない真剣勝負です。だからこそ今の楽天イーグルスには期待したいのです。前田健太投手の円熟、荘司投手の成長、藤原投手の新風、浅村選手の復調、辰己選手のお祭り力、ファームで牙を研ぐ若手たちの存在。材料は揃っています。あとはそれが噛み合うかどうか。噛み合ったとき、このチームはかなり面白い存在になるはずです。少なくとも、ただ静かにBクラスに沈んでいくようなチームには見えません。良くも悪くも、何かを起こす匂いがする。そういうチームは、見ていてやっぱり面白いのです。というわけで、オープン戦11位という結果に、必要以上にしょんぼりする必要はありません。むしろこれは、開幕ダッシュのためにわざわざスーパーエキセントリックハードモードでウォーミングアップしていた可能性すらあります。ええ、かなり前向きに言っています。でもファンって、そういうものです。希望を持つのは自由ですし、春は特にその自由度が高い。開幕後に連勝でもしようものなら、「オープン戦11位? あれは敵を油断させる高度な情報戦だった」と真顔で言い出す準備は、もうできています。もし逆に開幕直後につまずいたとしても、そのときはまた全力で一緒に慌てましょう。慌てるのも応援のうちです。さあ、下剋上の準備は整いました。順位表のスタート位置が低いなら、あとは上がるだけ。ジェットコースターなら最初の落差が大きいほど後半は盛り上がります。たぶん。おそらく。できればそうであってほしい。そんな祈りも込みで、2026年の楽天イーグルスを全力で追いかけていきましょう。今年の春は、まだただの助走です。本当の勝負はここから。杜の都の空に、たくさんの白球と、たくさんの歓声と、たまに変な悲鳴が響くシーズンになりますように。
GO! Eagles!
参考情報(ニュース出典)
Yahoo!ニュース/楽天イーグルス関連
https://baseball.yahoo.co.jp/npb/teams/376/top
