天下布武、電波あり。織田信長、楽天モバイルと契約するの巻(第1回/全10回)
第一章 不満、天を衝く

余は怒っておる。いや、余はだいたい常に怒っておる。桶狭間でも怒っておったし、比叡山でも怒っておったし、茶碗蒸しがなかなか固まらなくても怒っておった。もちろん鶯が鳴かなくても怒っちゃうもんね。だが、今日の怒りは少々勝手が違うのじゃ。

原因は、このスマートフォンである。

月に9000円も払っておるというのに、安土城の天守閣に上がると電波が1本になる。1本。天下布武どころか天下不通である。これでは安土城ではなく圏外の館ではないか。しかも会議中に突然切れる。この前など全国大名Zoom評定にて、余が
「この信長を誰と心得る!」
と言いかけた瞬間に固まり、各地の大名に「なんか途中で止まる怖いおじさん」として認識された。屈辱である。武威がWi-Fiに負けてどうする。
「濃姫、余はもう限界だ」
「また通信の話ですか」
「またとは何だ」
「この3日で14回は聞きました」
「そんなに言ったか」
「夜中にも言ってましたよ。くるくるが回っておる!って」
「夢の中でも回っておったのだ」
余は立ち上がり、高らかに宣言した。
「第六天魔王信長だーい!本日より、スマホ改革を断行するぞーい!」
「第六天魔王って何ですか」
「みんなが余のことをそう呼んでおる」
「でも、それ、自分で言い出したんでしょ?怖い」
「かっこいいだろう」
「私、魔王と結婚したんですか?それと、自分で魔王と呼んじゃうんですか?その感性、怖いです」
「改革するために名乗ったのだ。勢いだ。改革とはだいたい勢いで始まるものだ」
「あなたが失敗する時もだいたい勢いですけどね」
ギャフン!

モバイル群雄割拠を生き抜く光秀メモ

こんにちは。皆様ご存じの明智光秀です。さあ、勢いで始まってしまった、この信長様のスマホ戦記。極端なITオンチの信長様ははたして満足するスマホ生活と天下人の実現なるのでしょうか。いやはや、家来としても頭が痛いところです・・・。戦国模様と化した群雄割拠の携帯会社ですが、その中心でヒッチャカメッチャカ信長様のような快進撃を続けているのがご存知、「最強」を謳う楽天モバイルです。楽天モバイルは戦国武将もビックリの、とってもお得な最強プランで有名です。1000万回線を突破しております。

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