

衝撃!ソフトバンク3連戦!楽天イーグルス(2026/3/30〜4/2)
杜の都に桜吹雪を迎えるか、吹雪を呼び戻すか、げ、げ、激闘のソフトバンク3連戦!絶望的ハードモードが到来しました。新装開店した「楽天モバイル最強パーク」が、我らを守る難攻不落の要塞になるのか、それとも相手に塩を送りまくる「おもてなしパーク」になってしまうのか。期待と不安で、もはや牛タンが喉を通らない(と言いつつ、しっかり3人前完食してスタンバイする)日々ですが、この濃すぎる3連戦のドラマを振り返っていきましょう。いざ、プレイボール・・・。
2026/3/31
1勝2敗とオリックスに惜しくも負け越した楽天イーグルスに、早くも試練が訪れました。昨シーズン日本一のソフトバンクホークスとの3連戦が今日から始まります。ホークスは昨年パリーグ2位の日本ハムファイターズに対して開幕3連勝。いきなりラスボス感がすごい。まだこちらはチュートリアルを終えたばかりの気持ちなのに、向こうはもう最終決戦のBGMを流しながら仙台に乗りこんできました。しかし、ここは楽天モバイル最強パーク宮城。大勢の熱狂的イーグルスファンの声援が渦を巻き、相手投手の心拍数をじわじわ上げ、楽天打線に「今日はなんか打てそう」という根拠のない自信を注入する本拠地です。ジャイアントキリングの準備が私の心で整いました。皆さんもよろしくお願いします!珍しく、試合開始は16時。仙台の夜はまだまだ寒いですしね。相手先発は7年目左腕、大関友久投手。昨季は13勝5敗、防御率1.66の好成績を残し、最高勝率のタイトルを獲得。大関友久投手は昨年の対イーグルス戦でも6試合で防御率1.82、3勝2敗と勝ち越しています。ま、まあ、去年は2勝してますし、今日は楽勝でしょう。我らの楽天イーグルスの先発は、ついに登板、前田健太投手。オープン戦の防御率は3.18とまずまずの結果を残しましたが3月24日のファームでの日本ハム戦では2回1/3で6失点の大乱調。ホークスの開幕3連戦でのチーム打率は驚異の.323。不安しかない本日のスタメンはこちら。
1番: 佐藤 (右)
2番: 辰己 (中)
3番: ボイト (指)
4番: マッカスカー (左)
5番: 浅村 (一)
6番: 村林 (遊)
7番: 黒川 (三)
8番: 太田 (捕)
9番: 小深田 (二)
先発: 前田(投)
絶好調の佐藤選手が1番に入りました。2番バッターはお祭り男の辰己選手。なんだかキラキラ輝いた明るい打線に見えます!さあ、今日こそ打つぞ、マッカスカー!浅村選手のホームランにも期待してます。小深田選手もたまには打ってね?黒川選手はもっと上位打線にいる方が良さそうな?
ソ 001 100 011 計4 H09 E0
楽 010 000 010 計2 H10 E0
勝利投手 大関 (1勝0敗0S)
敗戦投手 前田健 (0勝1敗0S)
セーブ 杉山 (0勝0敗2S)
2回裏、一死一三塁から太田光捕手のタイムリーヒットで1点を先制!昨年の打率が.176だった太田捕手は3打数1安打、打率.400(10打数4安打)!開幕ダッシュに成功しました。しかし、相手先発の大関友久投手は6回103球6被安打4奪三振3与四球1失点。制球に苦しんでいたようには見えましたが要所要所で抑えられました。特に5回裏、二死満塁で浅村栄斗選手がフルカウントから空振り三振に倒れたのは残念でした。先発の前田健太投手は2回表の無死満塁のピンチは無失点に抑えましたが、3回表に柳田悠岐選手にヒットを打たれて同点にされると4回表に周東佑京選手に犠牲フライを打たれて勝ち越されました。前田健太投手は4回83球5被安打4奪三振5与四球2失点。次回は大丈夫でしょうか・・・。その後、加治屋蓮投手、内星龍投手、田中千晴投手は1回ずつ投げて無失点に抑えましたが、津留﨑大成投手、九谷瑠投手はそれぞれ1回1失点。特に津留﨑投手は3与四球と厳しい投球でした。オープン戦では6回1失点でしたので期待してたんですけどねー。4番のマッカスカー選手が3試合連続無安打。1回は二死二塁で見逃し三振。3回は二死一塁でキャッチャーフライ。7回は二死一二塁で空振り三振。しかし、5回と9回には四球を選べました。18打席で9三振という、極端な三振率は、ある意味すごい。記憶に残る選手となりました。これで王者ソフトバンクホークスは開幕4連勝。楽天イーグルスは3連敗となりました。かなりの実力差を感じた試合でした。
2026/4/1
対ソフトバンク第2戦。本日は平日なのに13時から始まるデーゲームです。これは春休み期間を考慮しての時間設定で「イーグルスキッズの春休み」と題して、中学生以下の子どもは球団指定の席種で無料招待。さらに同伴の保護者も優待価格の1000円で観戦可能です。さあ、お子様たちの声援の後押しで勝利をつかめ、楽天イーグルス!相手先発は台湾出身、台湾プロ野球の味全から新加入した徐若熙投手。最速158キロの豪速球を投げ、3年総額推定15億円の契約で入団した「台湾の至宝」と呼ばれる投手です。WBCでは台湾代表として出場し、オーストラリア戦で4回を無失点。オープン戦では1試合5回2/3を投げて1失点。ファームで1試合5回を投げて1失点。すでに準備万端のようです。我らの楽天イーグルスの先発は3年目左腕、古謝樹投手。昨シーズンは7勝7敗、防御率3.70。オープン戦では2試合10回4失点(自責点3)。ファームでは1試合5回1失点(自責点0)。左のエースとして成長著しい投手です。今シーズンはまだまだ始まったばかり。本日のスタメンはこちら。
1番: 佐藤 (左)
2番: 辰己 (中)
3番: ボイト (指)
4番: 黒川 (三)
5番: 小郷 (右)
6番: 浅村 (一)
7番: 村林 (遊)
8番: 太田 (捕)
9番: 小深田 (二)
先発: 古謝 (投)
「おやおや?18打席で9三振?なんかおかしいぞ」と話し合ったのでしょうか。それとも怪我でしょうか。ダイビングキャッチが、いけなかった?下位打線に落とすとかではなく、きれいにマッカスカー選手がスタメン落ち。ワクワク感が一切なくなり、少し寂しいですが、これが実力勝負、真剣勝負、結果重視のプロ野球というものでしょうか。代わりに若武者の黒川選手が4番に入ります。小郷選手がなんと5番。大丈夫?
ソ 002 004 000 計6 H13 E0
楽 000 000 001 計1 H03 E0
勝利投手 徐 (1勝0敗0S)
敗戦投手 古謝 (0勝1敗0S)
・・・えっと。。。3安打対13安打、1対6で、惜しくも楽天イーグルスは僅差で敗れてしまいました。エラーはどちらも0ですので、プロとしての威厳は保ったといえます。古謝樹投手は5回1/3を投げて95球10被安打4奪三振1与四球5失点。開幕最初の登板から大胆な失点を重ねてしまいましたがここからの古謝樹投手の巻き返しに期待しましょう。ここから全試合を0点に抑えれば良いのです。簡単です。相手先発の徐若熙投手は6回86球3被安打6奪三振2与四球無失点。ただでさえ強いチームにさらにすごい投手が加入してしまいましたね・・・。辰己涼介選手は3打数2安打で打率.400です。九谷瑠投手は2回42球1被安打1奪三振1与四球の無失点。これは先発転向の布石でしょうか?期待の先発がことごとく打たれますので新たな先発候補はウェルカムです!ソフトバンクは開幕5連勝。楽天イーグルスは開幕戦には勝利しましたがその後は4連敗です。まだまだこれから。明日に期待しましょう!実はこの試合でひっそりと大記録が生まれています。 8回に代打で登場した鈴木大地選手はソフトバンクの伊藤優輔投手の投じたカットボールを右ひざ裏付近に受けました。これで通算147個目の死球を受け、なんとNPB単独6位の死球数となりました!
2026/4/2
出場選手登録
投手 22 J.ウレーニャ
投手 71 柴田 大地
捕手 55 YG安田
出場選手登録抹消
投手 45 九谷 瑠
捕手 70 石原 彪
内野手 35 渡邊 佳明
さあ、4連敗となり、さっそくチームが動いてきました。あれれ?九谷瑠投手は二軍落ち?二軍で先発転向の調整でしょうか。おおっと、早くもYG安田捕手が上がってきました!ファームでの打率は.216ですが2本塁打を記録しています。これは楽しみです。でも、怪我には気をつけてもらいたいです。
第3戦。本日も平日なのに13時から始まるデーゲーム「イーグルスキッズの春休み」となります。相手先発は4年目右腕、大津亮介投手。昨季は12試合の先発で6勝2敗、防御率1.92。先発ローテーションの6枚目にいながら立派すぎる成績です。楽天イーグルスならばエース級です。春季キャンプ序盤に下半身のコンディション不良で一時出遅れましたが開幕に間に合いました。我らの楽天イーグルスの先発は、ついに登板!助っ人右腕のウレーニャ投手!なんとメジャーで通算251試合に出場し、44勝も挙げていますよ!78敗もしておりますが・・・。な、なんとかなりそうな気もする本日のスタメンはこちら。
1番: 中島 (左)
2番: YG安田 (指)
3番: 辰己 (中)
4番: ボイト (一)
5番: 黒川 (三)
6番: 小郷 (右)
7番: 村林 (遊)
8番: 伊藤光 (捕)
9番: 小深田 (二)
先発: ウレーニャ (投)
小郷選手、小深田選手への期待感がすごい打線です。今年は違うことを見せつけてもらいたい。久しぶりに中島選手が1番となりました。早くも大物のYG安田選手がスタメン。YG安田のYGは、ユウマゴジラの略です。高校時代のニックネームは青ゴジラ。これ、常識です。キャッチャーに伊藤光捕手が入りました。これで打者との駆け引きはバッチリです。
ソ 000 200 011 計4 H09 E1
楽 100 010 12X 計5 H11 E0
勝利投手 西垣 (1勝0敗0S)
敗戦投手 松本裕 (1勝1敗0S)
セーブ 藤平 (0勝0敗1S)
ど、どーですか!我らの楽天イーグルスが大きな大きな勝利を収めました。試合前から雨が降りしきり、中止の可能性すらあったこの一戦。初回、中島大輔選手が見事な先頭打者ホームランで先制点。今季から楽天モバイル最強パークへと名称が変わった本拠地で待望の第1号となりました。しかし4回、海野隆司選手の犠牲フライで同点に追いつかれ、今宮健太選手のヒットで逆転されてしまいます。下位打線でも勝負強いのがソフトバンクホークスの王者たるゆえんですね。5回、小郷裕哉選手、村林一輝選手の連続ヒットから伊藤光選手の送りバント、小深田大翔選手のスクイズで同点に追いつきました。執念を感じる攻撃でした。さらに7回、村林一輝選手のソロホームランで勝ち越し。今年も頼りになりますね!しかしすぐに8回表に山川穂高選手のホームランで同点に追いつかれました。8回裏、村林一輝選手がまたもや打ちました。タイムリー二塁打で2点を勝ち越しました。そして最終回。マウンドに藤平尚真投手が上がります。代打の野村勇選手、9番の今宮健太選手にヒット、代打の中村晃選手に四球を与え、無死満塁。近藤健介選手には犠牲フライを打たれて1点差に詰め寄られます。ここでガタッと崩れてしまいそうなところですが、藤平投手が意地を見せてくれました。3番の柳町達選手をライトフライで打ち取ると、迎えたのは4番の強打者、柳田悠岐選手。2ボール2ストライクから内角へ151キロの直球を投げこんで見逃し三振。見事な勝利を収めました!ウレーニャ投手は5回102球6被安打5奪三振3 与四球2失点。大量失点を防ぐためのベテランの投球術を見せてくれました。辰己涼介選手と小郷裕哉選手は4打数2安打。そして、村林一輝選手は4打数4安打3打点の大活躍でした。

ニュースピックアップ(2026/3/30〜4/2)
前田健太投手が挑む東北での再出発と通算200勝への決意
3月30日、楽天モバイル最強パーク宮城にて、翌日の本拠地開幕・ソフトバンク戦で先発を務める前田健太投手が最終調整を行いました。キャッチボールなどで軽快な動きを見せたマエケンは、広島時代の2015年以来、11年ぶりとなる日本球界での公式戦登板を前に「この東北で、イーグルスに入団してから初めての登板なので。しっかり皆さんにいいところを見せられるようにね。前田健太という投手を知ってもらえるように、しっかりといい姿を見せたいなと思います」と、現役続行の場に選んだ杜の都への想いを力強く語りました。相手はソフトバンクホークス。「本当にいいバッターが1番から9番まで揃ってますし、開幕3戦もしっかり点が取れている打線なんで簡単ではないと思いますし、しっかり相手を知りながらというか、データを見てしっかり投げたいですね」と語り、対戦したい打者として同級生の柳田選手の名を挙げ「彼と久しぶりに対戦できるってことはうれしいことですし。同級生もまだ数人残ってますけど、1軍で戦えるっていうことはうれしいことなんで。残り少なくなってきましたけど、引っ張っていけるように、お互い頑張っていきたいなと思っています」と語りました。日米通算165勝を積み上げ、残り35勝となった「200勝」の大台、そして同級生・田中将大投手から継承したエースナンバー「18」を背負い、野球人生の最終章がいよいよ幕を開けます。相手は開幕3連勝と勢いに乗る強力ホークス打線ですが、オープン戦で西武打線を圧倒した精密な投球術があれば、必ずやチームを勝利に導いてくれるはず。「楽天で現役を終える覚悟」を胸にマウンドへ上がる背番号18の勇姿を、一球たりとも見逃せません。
マエケンさん、お帰りなさい!でもギータさんは空気読んで?
3月31日、楽天モバイル最強パーク宮城で行われたホーム開幕戦。我らが楽天イーグルスのマウンドに上がったのは、日米通算165勝のレジェンド、前田健太投手でした。1988年世代のライバル、ソフトバンクの柳田選手との対決は2打数2安打1打点と、今回は「同級生の情け」を一切見せないギータさんに軍配。情けの欠片もない打撃。同級生の再会とは、かくも残酷なものです。マエケンさんは5回途中2失点で、日本球界では3846日ぶりの黒星となってしまいました。「良くないですね。球数も増えて四球も出してしまって全くダメです。次回に向けて修正したいと思います」と語りました。制球に苦しむ姿は「時差ボケかな?」と心配になりましたが、本人のコメント通り次回への修正に期待しましょう。
マッカスカー選手が反則級のダイビング!
敗戦の中でも光り輝いていたのが、新加入のマッカスカー選手。9回表、レフト線への鋭い当たりに対し、203センチの巨体を投げ出したダイビングキャッチは圧巻でした。あまりのリーチの長さに、一瞬「腕が伸びるタイプの超能力者か?」と目を疑ったファンもいたはず。昨季までMLBツインズでプレーしていた実力は伊達じゃありません。あの身長で飛びこまれたら、打った柳町選手も「ぬりかべが降ってきた」と思ったことでしょう。4番打者としてのバットはもちろんですが、どこでもドア並みの守備範囲は、今季の楽天の大きな武器になりそうです!
謎の花火は新種の攻撃?
3月31日、試合中の8回裏、ソフトバンクの攻撃中に左翼フェンス裏から突如花火が上がるという珍事が発生しました。8回2死二三塁での周東選手の打席で、3ボール1ストライクという絶妙に集中したい場面で「たまや〜!」状態。今オフに新設されたホームランゾーンからの誤射(?)だったようですが、プレーが中断するほどの勢いには驚きました。これ、楽天のチャンスなら「景気づけだ!」と喜べたのですが、相手の攻撃中というのがなんとも最強パークならではの相手打者を揺さぶる高度な情報戦だったと信じたいところです。
観覧車が燃えてる?いえ、整ってるだけです。
SNSをザワつかせた観覧車火災騒動。3月31日の試合中、ライト側の観覧車のゴンドラから赤い光と煙が出ており、「通報レベルでは?」と話題になりましたが、正体はまさかの観覧車サウナの演出。火事どころか、中では誰かが「ととのって」いたわけです。野球場でサウナに入りながら、しかも観覧車で回るという狂気(褒め言葉)の企画。外から見れば確かに「ゴンドラ炎上」に見えますが、楽天ファンの熱すぎる応援が物理的に発火したわけではありませんでした。今後は球場周辺で煙を見ても「ああ、誰かロウリュしてるんだな」と温かい目で見守るのが、令和のイーグルスファンのマナーになりそうです。
逆手に取られた?楽天モバイル最強パークの洗礼
4月1日、本拠地楽天モバイル最強パークで行われたソフトバンク戦。今季から左中間が6メートル、右中間が4メートルも前進した新フェンスがお披露目されましたが、皮肉にも新球場1号・2号を放ったのは相手チームの柳田選手と近藤選手でした。昨季までのフェンスならただの外野フライだったかもしれない打球が、悠々とスタンドへ吸いこまれる光景は、「最強パークが最凶パークになってしまってしまうのでは?」と心配で夜も眠れません。
台湾の至宝に沈黙。ついに単独最下位の寒風
4月1日、楽天イーグルスはソフトバンクのWBC台湾代表、徐若熙(シュー・ルオシー)投手の前に、6回3安打無得点と完璧に封じこめられました。9回に暴投でなんとか1点を返し、2試合連続の完封負けこそ回避しましたが、結果は1対6で敗戦し、ついに最下位へ転落。杜の都の気温よりも、スコアボードとファンの心の方が冷えこむ展開には、正直「エイプリルフールだよ、今の順位は嘘だよ!」と誰かに叫んでほしかったです。三木監督も「攻略が難しいのは分かってるけど、そうは言ってられない」とコメントしていましたが、とりあえず選手全員で台湾まぜそばを食べて、次の対戦までにイメトレからやり直しましょう。
田中千晴投手が快投!
暗い話題ばかりではありません。4月1日、7回に3番手として登板した田中千晴投手が、1回1被安打2奪三振、無失点と圧巻の投球を見せてくれました。則本投手の人的補償で巨人から加入した田中千晴投手ですが、この日は先制弾を放った柳田選手を151キロの直球で3球三振、続くどっしり構える山川選手も外角ビタビタの直球で見逃し三振。この「大物狩り」のインパクトは、楽天モバイルの電波が急につながった時のような感動がありました。則本投手がFAで旅立った穴は大きいですが、彼が残していってくれた千晴という名の希望が、東北の春を呼んでくれると信じています。
粘投報われず。古謝投手、10被安打5失点のほろ苦な開幕
先発のマウンドに上がった古謝樹投手は、6回途中10被安打5失点でKOされる厳しい結果となりました。初回、2回と2死二三塁のピンチを根性で切り抜けた姿には「おっ、今日は粘りの古謝か?」と期待しましたが、3回に柳田選手に浴びた一発から流れが変わってしまいましたね。「長打を打たれたところが全て」と本人も語る通り、新フェンスというトラップに一番最初にかかってしまった形です。10本もヒットを打たれると、もはや「安打製造工場」の工場長に就任したのかと錯覚してしまいますが、次戦こそは「アウト製造機」にジョブチェンジしてくれることを切に願います。
孤軍奮闘の辰己選手!打率4割でも併殺の「おまけ」付き
そんな沈滞ムードの打線の中で、唯一元気なのが「2番・センター」の辰己涼介選手です。1日の試合でもチーム全3安打のうち2安打を放ち、打率は驚異の4割をキープしています。しかし、6回1死一二塁の絶好機で痛恨の遊ゴロ併殺打を放ってしまうあたりが惜しい所。本人は「ヒット出る日も出ない日もあるとは思うんですけど、オフシーズンから気持ちも落ち着かせてやれてるんで。健康第一で、しっかりとしたスイングを毎打席できたらなと思ってやってます」と語りました。
新助っ人ウレーニャ投手、極寒の仙台で半袖並みの熱投!
4月2日、楽天モバイル最強パークで行われたソフトバンク戦。来日初登板初先発となったホセ・ウレーニャ投手が、気温10度を下回る寒さの中、5回102球を投げ抜き2失点と試合を作ってくれました。初回、快足・周東選手を151キロの直球で空振り三振に仕留めた瞬間、スタンドのファンは寒さを忘れて熱狂しました。3回に逆転を許したものの、5回には山川選手、栗原選手を連続三振に斬るなど、メジャー通算251登板の貫禄を披露。「簡単なゲームではなかったですが、なんとかゲームを作れて良かったです。天気が回復してくれたのも良かったです。ここからはチームが勝てるように応援します」と語ったウレーニャ投手ですが、ドミニカ出身の彼にとって、この日の仙台は衝撃だったはず。風邪をひかないよう、今夜は牛タンをたくさん食べて暖まってほしいものです。
「村林無双」発動!4安打3打点で最強パークを支配
4月2日の本拠地、村林一輝選手が4安打3打点という「もしかして中身はイチローさんですか?」と疑いたくなるほどの大暴れを見せました。7回に勝ち越しの今季1号ソロを放つと、8回に追いつかれた直後にも再び勝ち越しの決勝タイムリー。まさに「村林が打てば、雨も上がるし連敗も止まる」という村林神話の誕生です。ヒーローインタビューで「みんなでつかんだ勝利」と謙虚に語っていましたが、今日は「全部僕のおかげです!」と大絶叫しても誰も文句は言わなかったでしょう。2年前までの守備職人から、打てる主軸へと大進化したその姿に、ファンの期待という名のボルテージも最強に達しています。
中島大輔選手の本拠地1号はまさかの先頭打者弾!
試合開始直後の初回、1番・中島大輔選手が放った打球は、新設されたばかりのレフトスタンドへと吸いこまれました。これが今季チームの本拠地第1号。昨日は相手に「新球場の恩恵」を先に味わわされてしまいましたが、ようやく本家本元のイーグルス戦士が「最強パーク」の洗礼を打ち返してくれました。「今188(打率.188)ですか。1割台ですけど、感覚、ずっと悪くなかったというか」、「打たないと、チーム内の競争に勝たないと試合には出られないので。今日1本ですけど、出て良かった」と語る若きリードオフマンが、東北に新しい風を吹きこんでいるのは間違いありません。
守護神・藤平、無失点記録ストップも心臓に悪い劇的セーブ
9回にマウンドに上がったのは新クローザー・藤平尚真投手。無死満塁という、見ているファンの寿命が3年くらい縮まりそうな大ピンチを招き、連続無失点記録も「30」でストップしてしまいました。しかし、ここからがチーム唯一のWBC帰りの男の真骨頂。最後は球界を代表するスラッガー柳田選手に対し、魂の151キロ直球で見逃し三振!ガッツポーズと共に響いた雄たけびは、仙台中の雲を吹き飛ばす勢いでした。記録が止まったことについて「気にしてない」と言い切るメンタルは、もはや鋼鉄どころかダイヤモンド級。則本投手が去った後の9回を任せられるのは、やはりこの「崖っぷちで笑える男」しかいません。
ふぅ・・・。終わってみれば、2連敗した時点で「最強パーク、名前負けしてない?」と不安になり、3連敗した時点で「これ、最強なのはソフトバンクだった説」が頭をよぎり、4連敗した時点では球場の観覧車サウナに飛びこんで現実から「ととのって」逃げたい衝動に駆られたファンも多かったことでしょう。しかし!村林選手の「中身イチロー説」が浮上するほどの大暴れと、藤平投手の「ファンの寿命を5年単位で削りにくる」スリル満点の締めくくりで、なんとか本拠地初勝利をつかみ取ることができました。思えばこの3日間、謎の花火が飛び、観覧車が燃えているように見え、先発投手がことごとく打たれ、4番外国人は18打席で9三振を記録し、エイプリルフール当日に最下位へ転落するという、脚本家に持ちこんでも「リアリティがなさすぎてボツ」と言われそうな展開でした。楽天イーグルスは本当に、退屈というものを知らないチームです。マエケンさんの200勝への旅路も、ウレーニャ投手の仙台の寒さとの和解問題も、古謝投手のアウト製造機へのジョブチェンジも、マッカスカー選手の三振よりもダイビングキャッチを語り継がれる4番伝説も、全てここからが本番。次戦も、皆さんの熱い声援で宮城の気温を強引にハワイ並みまでぶち上げていきましょう!
GO! Eagles!
参考情報(ニュース出典)
Yahoo!ニュース/楽天イーグルス関連
https://baseball.yahoo.co.jp/npb/teams/376/top
東北楽天ゴールデンイーグルス – プロ野球 – スポーツナビプロ野球 東北楽天ゴールデンイーグルスのチーム情報をお届けします。baseball.yahoo.co.jp

